シルタス!

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【独立一ヶ月!】13年間のサラリーマン生活から独立したぼくが今感じている7つのこと

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どうも、起きて二時間後にやっと最初のオシッコに行ったJazzy-Tです。

 
さてさて。
ぼくは2013年末に会社を辞めました。
ぼくは鬱(うつ)病がキッカケで本日会社を退職します。 - シルタス! http://ow.ly/tfiRA
 
そして2014年の年始からは独立した形で仕事をしています。
未だに自分の肩書がよく分からないのですが「フリーランス」とか「ノマド」とか、ちょっと最近話題のカッコよさげなアレになるんでしょうかね。
 
“独立”というと「登記(株式会社の設立)」のイメージがあると思いますが、ぼくが今計画してる売上でいくと、まだ「登記(株式会社の設立)」はしない予定なので、「個人事業主」になります。
 
年始は実家でゆっくりして、ちょうど世間が動き出すときに自分も仕事をはじめましたね。あの時は、「会社に通勤しない」ってのが違和感バリバリだったなぁ。
仕事始め!「ではない」という取り残されてる感を克服したい - シルタス! http://jazzy-t.hatenablog.com/entry/2014/01/06/100724
 
うん、今読み返してもちょっと病んでる・・・
 
そんなことを考えていた昨日、ぼくが愛読させてもらってる「ICHIROYAのブログ」でおなじみの人気ブロガーICHIROYAさん(id:yumejitsugen1)のこの記事を読み、すごく身近な問題として色々と考えさせられました。
脱サラ起業に成功したのは運~僕が中高年の脱サラ起業を勧めない理由 - ICHIROYAのブログ http://ow.ly/tfprz
 
 
ぼくの仕事
「レア物(マニア向け)スニーカーの輸入販売」「サイト運営」「ブログ」が基本の三本柱になります。後はそこに人から依頼された仕事をしたり、ちょこっとしたライターの仕事をしています。
 
仕事辞めるまでは、「独立しても、毎日コーヒー飲みながらPCの画面を眺めてるだけになるちゃう?」って思ってたけど、フリーの割になかなか忙しい毎日を生きていますね。お陰さまでありがたいです。ありがとうございます。
 
そんなわけで・・・
独立してからちょうど一ヶ月になりました。
そんなぼくが現時点で感じている正直なところを書いていきますので、これから独立を考えてる方、独立に興味のある方の参考になれば嬉しいです。(めっちゃ正直に書くので下品な表現があるかもしれませんが、それがぼくです。。。)
 
1.やりがいはクッソある
これは間違いないです。
 
独立したら手がける仕事は全て「飯のタネ」になります。
ブログであってもそうです。自分が感動したことやモノ、自分の考え方をブログでシェアすることによってアフィリエイト収入、広告収入につながることもあるし、間接的にはブログからつながりが出来て、未来のお仕事につながる場合もあります。
 
会社員である場合は、基本的に毎月のお給料が保証されています。
今は「週末起業」とか「ブログでお小遣い」って流行ってますけど、それは毎月に受け取るお給料のプラスアルファの話なので、過去のぼくもそうでしたが本気で身が入る人って少ないと思います。やらなくても会社からのお給料で生きていけるわけですから。
 
2.ブラック企業さながらにクッソ忙しい
これはありがたく感じてる部分でもあります。
 
起業前の不安をよそに、初月からそれなりに忙しくさせてもらってます。
それに加えて「独立」とは文字通り「独りで立つ」ことなので、全てを自分でやる必要があります。今までの会社では「経理の人」がやってくれてた請求や損益管理、「総務の人」がやってくれてた備品購入や各種手続き、「経営陣の人」がやってくれてた経営方針や損益計画など、全てを自分でやる必要があります。
 
しかも初めての独立なら慣れないことも多いので、知り合いの会計士さんに相談したり、ネットで調べたりしながら進めていくので通常の3倍は時間がかかります。そんなこんなで1月は手続き関係にも時間を取られたのですが、2月以降はその辺りが落ち着くかな。
 
なかなか大変です。
 
3.朝の6時からマックでなにやってんだ俺?
そんなこんなで労働時間がどうしても長くなっています。
 
合間に休憩したり別の用事をしたりはするものの、早朝の6時から夜の11時ぐらいまで働いてる時もあるし、土日祝だって関係ありません。これ、通常の会社であれば「ブラック企業だ!」って怒られますね・・・
 
クッソ寒い中を五時代に早起きしてマックに行き、カラオケ朝帰りの学生の喧騒と、早朝読書中のご老人の静寂に包まれながら仕事をしていると、一瞬「なにこれ??」って笑える時があります。
 
でも独立すると、自分が休めば休むだけ翌月以降の生活に影響するので分かりやすいです。もしかするとぼくの性格には合ってるのかもしれません。
 
4.あれ? 意外と俺って羽生えてるやん?
まだ一ヶ月ではあるものの、独立して強く感じたことです。
 
13年間に及ぶ長いサラリーマン生活をしてきたぼくにとって「独立(起業)」とは興味はあったものの完全なる未知の世界であり、人間未知の世界のものには「必要以上の恐れ」を感じるものです。「独立したらどうなるんだろう・・・・」独立してからやる仕事はある程度決まってるのに、2013年年末はそんな不安ばかりが頭にありましたね。寝てる間もずっと何かを考えてた状態です。
 
でも年が明けて実際に仕事をしだしてからは忙しくなり、そしてありがたいことにいくつかすぐに「お金を頂ける仕事」ができたので、「意外にイケるのかも」って感じています。決して甘く考えてるわけではなく、「ぼくが想像していたほどにはヒドくない」というニュアンスでしょうか。
 
崖を飛ぶ前は死ぬほど不安だったけど、実際に飛んでみたら「実は自分の背中に生えてた羽で自分も飛んでた・・・」そんなイメージです。
 
5.ん? でもこの羽って本当に飛び続けられるんやろか?
ただ引き続き不安はあります。もちろんです。
 
実際に崖を飛んでみたら「実は自分の背中に生えてた羽で自分も飛んでた・・・」のだけど、「この羽で飛び続けることはできるんだろうか・・・」という不安があります。「実はぼくの羽ってスカスカなんじゃなかろうか??」「このまま飛び続けててぼくの筋力は持つのだろうか??」常にそんな事を考えます。
 
ありがたいことに今やってるお仕事を換金はできているものの、それでも「定期収入」はありません。例えば自分のサイトの広告枠が売れて「毎月◯万円は入る」とか、雑誌のライターの仕事で「一本◯万円は毎月入る」とかのヤツです。
 
だから一つ一つの仕事が勝負だし、未来につながるものです。
未来への希望と不安が交錯しながらも、今に全力を尽くせるようにメンタルを整えています。でもやっぱめっちゃ不安ですよ。
 
6.お金儲け(ビジネス)に対して敏感になる
独立してる身としては良い面でもあり、注意が必要な面でもあります。
 
独立すると会社に勤めることと違って、自分が手がけるビジネスからすべて自分で作っていく必要がありますし、もしそれが出来なければ、分かりやすく生活がままならなくなります。
 
嘘だと思われるかもしれませんが、今はネットを徘徊してるとサラリーマン時代には全く目に留まらなかった「アダルトサイトで月収100万円!!」とかの見出しでも「おっ!」と思って見てしまいます。サラリーマン時代であれば、「アダルトサイトはな〜〜」と思ってスルーしていただろうし、そもそもそんな見出しが目に留まることはありませんでした。
 
これはぼくの潜在的な収入への不安もあるでしょうし、「儲かる」というビジネスへの興味もあると思います。少し前までは何かと「マネタイズ」と言う賢そうなメンズが苦手だったぼくですが、今では「マネタイズ」って聞くとご飯よりも興味をそそられてしまいます。
 
7.そんな今こそ「金、カネ、かね」になったらダメだ
逆説的なお話です。
 
収入に対して不安がある、そしてお金儲け(ビジネス)に対して敏感になってる今だからこそお金だけを追い求める「金の亡者」になってはいけないと思います。
 
例えば目の前に、
 A.3日後に締め切り 3万円の仕事
 B.3日後に締め切り 3千円の仕事
の2つがあるとします。
 
今の心境であれば迷いなく「A」を取ってしまいますし、生産性から考えてもそれが正しいのでしょう。本心を言えば「AもBも欲しい」ので、無理言って両方受けてしまいそうですが、サラリーマン時代の経験から言ってもそんな仕事は両方中途半端になってしまい、未来には繋がりません。
 
どうしても「A」の仕事がファーストオプションにはなります。
でもここで大事なので、「B」の仕事に対しても「締め切りをあと2日延長して頂けるなら、今回は“無料”でお受けしますがいかがでしょうか?」と言えるかどうかだと思います。つまり、今回は優先順位としてその仕事を受けられないけど、相手のために無償で尽くす機会を自ら作ることで、未来(次回)に繋げるという考え方です。
 
いちいち儲かるか、儲からないかを考えていたら、極端な話全てやりたくなくなりますよ。それよりも少し先(未来)の自分をイメージして、今は“無料”でも未来には何かが得られるような考え方と行動をしていきたいと思っています。毎日こんな感情の綱引きと格闘しています。
 
 
こうやって書き出してみると、なんて人間としてまとまりが無いのだろうと思うけれど、そのブレブレさが人間なのかもしれません・・・そして来月にはきっとまた違うことを考えてるでしょうしね・・・むしろそうありたいです。
 
〜関連リンク〜
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Ichiro Wada(和田一郎)さん Twitter http://ow.ly/tfpxk