映画「最高の人生の見つけ方」を見たら、「才能」と「選択」は違うって気付かされるから気をつけて!
おっさんが昼間っから大号泣しましたよ・・・
「最高の人生の見つけ方」という映画によって・・・m(__)m
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解説: ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン主演で描く、死を意識した初老男性2人の希望に満ちた余生を描く人間讃歌。病室で知り合った2人が意気投合し、“やりたいことリスト”に基づき、残りの人生を生き生きと駆け抜ける。感動ストーリーをさわやかなユーモアで描き切ったのは、『スタンド・バイ・ミー』の名匠ロブ・ライナー。いぶし銀の演技を見せる2人の名優の友情とすがすがしい笑顔に、思わずほろっとさせられる。
あらすじ: 仕事に人生をささげた大富豪エドワード(ジャック・ニコルソン)と、家族のために地道に働いてきたカーター(モーガン・フリーマン)は、入院先の病室で知りあった。共に余命は6か月。やりたいことをすべてやり尽くそうと決意し、無謀にも病院を脱出。“やりたいことリスト”を手に、さまざまなことに挑戦する。
この映画の存在は知ってました。
個人的には別に好きな存在ではないんだけど、何と言ってもジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンという大物俳優の共演だし、それだけで見たくはなる。でも何と言うか・・・・ぼくはこういう「◯◯な人生の◯◯」とかちょっと苦手なんす。非現実的な感じがして・・・SFとかもあんまり好きじゃないし。(あ、、マトリックスとバイオハザードのシリーズだけはなぜか好き。)
あと自己啓発臭がしちゃって、無闇やたらと感動させられるんじゃないか?とか、おれもしかしてスイッチ入って「成功」とか目指しちゃうんじゃないか?とか色々気になって・・・だから普段はあまり見ません。
昨日は家で仕事してて、たまたまBGM代わりにムービーチャンネルをつけてたら、これが始まったんです。「借りて見るほど興味ないから見てみっか」的な感じで見始めたら、もう号泣ですよ。もちろん仕事はストップです・・・(まぁ仕事中にTVつけてる時点でアレなんですけども。)
ネタバレするのは心もとないので、詳しくは書きませんが、この物語はがん患者となってたまたま病室で隣り合わせた二人がいつしか意気投合して、残りの余生で「今までの人生で諦めてきたこと」にチャレンジするというものです。(これだけでネタバレになるかも・・・)「やりたいこと」をリスト化して、病院を抜けだしてそれを一つ一つ達成して消しこんでいく。そのプロセスがなんだか爽快でおもしろいし、豊かな気持ちになれますね。
そして昨日読んだAmazon創業者のジェフ・ベゾスのスピーチに関する記事とミョーにリンクしました。めちゃくちゃブクマされてるので、読んだ人も多いかと思います。
才能と選択の違いを知ること
今日この場で皆さんにお話したいのは、才能と選択の違いについてです。
賢さは生まれ持った才能ですが、やさしさは選択です。生まれ持った才能とは、言ってしまえば与えられたものなので努力を要しません。その反面、選択をするということ、これは難しいことなのです。気を付けなければ、才能は私達を傲慢にします。そして自分の才能にうぬぼれると正しい選択をすることが出来なくなります。
「才能と選択の違いを知ること」 Amazon創業者ジェフ・ベゾスが卒業式で語った、道の切り開き方 | ログミー[o_O] http://ow.ly/ufeSZ
う〜〜〜ん。これも歴史に残るスピーチになりそうな予感。
この映画のように、がん患者になって「余命」が分かったからって、今まで諦めてきたことをやるってなんか変ですよね。頭で考えたらそうなんだけど、じゃあ自分に置き換えて考えてみたら、やっぱり諦めてきたことって山のようにあるんですよね。
今まで諦めてきたこと
ぼくで言えば、バスケットボールで飯が食いたいって思ったことも諦めたし、スポーツトレーナーになることも諦めたし、会社員として優秀になることも諦めました。自宅としての不動産を持つことも諦めたし、ブランド品や高級車を買いあさって羨望されるような存在になることも諦めましたし、沢山の人に好かれることも諦めました。
小さい時に諦めてきたこと
小さい時もヘリコプターのラジコンが欲しかったんだけど、当時死ぬほど高かったので諦めたし、ゲームの達人になることも諦めたし、ビックリマンシールコレクターになることも諦めたし、ドッチボールで学校一になることも諦めたし、宇宙飛行士やパイロットになることは最初から選択肢にも無かった。う〜〜〜ん諦めたことだらけやな(・∀・)
いま現在諦めてること
実は今すぐにでも海外旅行に行きたいのにお金や仕事を理由に諦めてるし、独りで仕事してるから多くの人と交流することは諦めてるし、いま体を絞ってるから美味しいものを沢山食べることも諦めてる。やっぱり書き出したら際限ないぐらい諦めてる。
才能と運の存在
自分のダメっぷりを晒すみたいで恥ずかしかったけど、こうして書き出してみて感じるのはどれも中途半端に諦めてる。
そしてトモダチと飯でも食うときには「おれって中途半端なタイプだからさぁぁ!!!」なんて意気揚々と言ってるから、ぼくはもはやぼく自身の手に負えない気がする。(ガンバレ!おれ!)
ただ物事には「才能」と「運」というものが間違いなく存在する。
ブログの文章ひとつでも、その人の文章が鍛錬によって研ぎ澄まされたのか、それとも天性のものなのかはなんとなく分かる。もし天性のものだった場合、読みながら「あぁコイツには絶対に勝てねぇな」って思ってしまう。
足りないものを精神力で補おうとする空気
何事にも「才能」と「運」が存在することは多くの人は実は分かってるように思う。
でもそれは目に見えないものだし、自分で直感的に感じるものだから、他人に示せる根拠が無い。
だから日本では「才能」と「運」というワードを言ってしまうと、「甘えるな!!!お前の努力がたりないからだ!」って叱咤されるケースが多い。ぼくも体育会系出身だし、今までにブラック企業でも働いてきたことがあるから、他人からこのような言葉を投げつけられたのは一度や二度ではない。(十度や二十度でもない・・・)
明らかに中途半端な取り組みをしてるのに、逃げの口実で「才能」と「運」を口してたり、自分の退路を断つ意味では叱咤したらいいと思うんだけど、どんな場合においても「努力がたりないからだ!」って言ってしまうのはぼくは違うと思う。昨日の体調わる子さんのエントリーにも似たようなことが書いてあったから紹介するよ。
人間関係以外でも、努力の結果、身にならなかった場合には性格歪んだりするのかな。
芯がしっかりしていれば大丈夫なのだろうけれど、バスケ頑張ってたのにケガして出来なくなって、三井みたく不良になるケースって少なくなさそう。
「どうせ俺なんて、オチコヴォレー」とか言って、センター街を徘徊してたりしそう。
身にならない努力、耐え忍び、うー…。家族機能がおかしかったりしたら、それはもう性格歪む人多いと思うなー。
もうみんな、身にならない努力なんてやめちまおうぜ〜。
結構多いんじゃないかなー。性格歪むとキツいぜ。人を見る目も、将来を思う気持ちも、全部ドロドロになる。そんな気がする。
身にならない努力で性格を歪ませることの馬鹿馬鹿しさ http://ow.ly/ufgdJ
ここにも書かれてるように、本当は「才能」と「運」は存在するのに、それを全て「努力不足」や「精神」のせいだと教育指導するから、それが結果につながらなかった時には曲がってしまう人がでてくるし、ぼくもそれによってドロップアウトしてしまったことはあるように思うな。(これも人のせいだね・・・あ〜〜あ)
しかし!
まずは極端なぐらいとことんやってみること
でも自分に「才能」があるか、そしてその分野で「運」をつかめる状態にあるかは、まずそれをとことんやってみないと分からない。一定期間、極端なぐらいにそれに打ち込むからこそ他者の才能を目にした時に、自分のそれを正確に推し量れると思う。
ブログ1つでも、フツーの人が1年に100記事書くなら、自分は1ヶ月で100記事書いてみる。半年で100記事書こうとか、人の倍ぐらいの極端さではダメ。それぐらい極端に打ち込んでみたら、かなり早い段階で色々と気づけるよ、マジで。
ポイントは「極端に」。
まとめ:「才能」と「運」は確かに存在するけど、中途半端に諦める「選択」をしたものは再考の余地アリ
ジェフ・ベゾスの言葉をパクリます。
(できればオマージュと言ってください)
まずはめちゃくちゃ極端に物事に打ち込んでみて、そこで自分の「才能」と「運」についてを推し量ってみる。でもそれを理解した後に、その打ち込んできた物事を継続するか、別の分野に行くのかは「選択」ってことだ。何とか手を尽くして前進していくのも「選択」であれば、その分野は諦めて次に進むのも「選択」だ。
だから諦めるのも「選択」ってこと。
あ〜〜〜耳がイテッ(・∀・)
自分が中途半端に諦めてきたものは、それを諦める「選択」をしただけってことで、そこに自分の「才能」や「運」が存在しなかったのかは分からない。(あ、、、めちゃくちゃ極端に打ち込んできて、これはダメだな!って自分で感じて諦めたものは別ね!)
だから過去に諦めてきたからって、自動的にいま現在の選択肢から外すのは間違い。
もし当時のことを回想して「アレは中途半端だったな〜〜〜(・∀・)」って思うなら、もう一度選択肢に入れてトライしてみるのもアリだと思う。
よくさ、「自分には何が出来るか??」とか考える人いるじゃない??あれ、スゴイと思うんだよね〜〜。だってぼくはそんな考え方したら、もう何も残らないよ(汗)
なんだか映画と全然関係ないみたいな話になっちゃったねヽ(=´▽`=)ノ
んちゃ。