【小規模ブログの書き手&一読者より】まつたけさん、ICHIROYAさんへ
どうも、昨日実家にあったおかきを食べ過ぎて、胃がむかむかしているJazzy-Tです。
さてさて。
はてなブログ界隈でブログについて悩んでる方が目につきました。
ブログをやめることにした - まつたけのブログ http://ow.ly/u7H2N
「ブログについて悩んでいるイチローさんに伝えたい、10の提言!」ありがとうございます!(上) - ICHIROYAのブログ http://ow.ly/u7H3G
まつたけさんもICHIROYAさんもすごい人気ブロガーです。
ICHIROYAさんに関しては、二年ほど続けてこられたブログが自分の中で一区切りついたような感覚で、今後についてはどうしようかを考えられてるようにぼくは解釈しました。まつたけさんに関しては、予想以上の規模になったご自分のブログへの反響が見過ごせないほど大きなものになってしまい、それに耐え切れなくなったように解釈しました。
まつたけさんもICHIROYAさんも、回数は少ないですけどブログやTwitterでやり取りさせて頂いたことがあるので、ミョーに自分ごとのように考えて読んでしまいました。
まつたけさんはPVも公開しておられますが、お二人ともブックマーク数や読者数から想像するに、ぼくなんかは想像もつかない規模でブログを書いておられますし、実際記事もめっちゃおもしろいです。勝手な評価ですけど、まつたけさんはそもそもの斜め目線な文体の才能、ICHIROYAさんは経験値からくるキレ味と深さが興味をそそられます。
ブログはそもそも書くだけでめっちゃ大変です。
考えてることを文字に起こしていくことは、実はすごい大変なんですよね。よく自分では何も書かずに、人のブログには「こんなクソみたいな文章」とか「オレでも書けるわ!」的な事を言う人がいますが、やってみれば分かると思います。絶対に無理ですから。もし最初からスラスラおもしろい文章を書けたとしたら、それは天才です・・・
「ブログで飯を食う」「プロブロガー」というキーワードが最近盛んですけど、ブログにかける時間と収益の割合を見ると、割と簡単に失望できます(笑)
やっぱりブログで生活が出来るほどに育てるのは本当に大変だし、そこに育つまではお金になんかなりません。炎上の力を借りてPVを集めたって、収益には結びつかないし、やっぱりブログの精度を上げて固定読者を増やす以外に道はないので、そこまで我慢して追求していけるかがポイントで、ビジョンと忍耐が大事になってきます。
アクセスアップの色んな手法はあるんでしょうけど、ぼくは馬鹿で難しいことは分からないし、今までブログをやってきた実感として「結局は書くしか無い」という身も蓋もないブログ論をもっています(汗)
プロブロガー:コグレマサトさん(@kogure)のツイートに見るブログの本質 - シルタス! http://jazzy-t.hatenablog.com/entry/2014/01/15/063523
プチブログ論!ブログをやっていて良かった3つのこと - シルタス! http://jazzy-t.hatenablog.com/entry/2013/12/24/210054
「月◯◯万PVを集めるための方法」なんて読んでないで、結局ブログなんて書くしかねぇんだよ! - シルタス! http://ow.ly/u7Gua
でも作品に対する評価に関して言えば、「書くという大変な労力を加味して評価してね♪」っていうのもまた無理なんですよ。ネット上でブログという作品を公開する以上は、賛否両論は避けられません。リアル社会でも働く以上は、上司や同僚からの査定は避けられないのと全く同じです。
ぼくぐらいの小規模ブログでも、記事を公開した後は辛辣なブコメが集まることあります。
それはもちろん気にはなりますけど、自分の精神状態によってあまりにも気になりだした時はあえて「見ない」ようにしています。じゃないとそこで「書きたい!」って衝動を失って、自分が毎日楽しみにしている「書くこと」へのモチベーションを失ってしまいますから。自分が書きたいと思って書いてたブログが、それ以外の理由によって書きたいと思えなくなるのは本末転倒だと思うからです。
ブログを書き続けてると、自分に批判的な存在の人は不思議と覚えてしまうようになります。先日もちょっといやらしーーーーいブコメを見つけて嫌な気分になっていたとき、「じゃあ自分で書いてみろよ・テメェ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」って思ってしまいました。そんな時にタイムリーにTwitterで流れてきた言葉をまつたけさんに送ります。
ある人が、自分以外の人々に対してたえず批判の斧を振り回しながら自己批判がまるでないとすれば、彼(女)は批判精神を備えているのではなくて、ただの攻撃精神を備えているだけです。むしろ、批判精神は驚くほど欠如していると言わざるをえない。『人生を<半分>降りる』
— 中島義道 bot (@yoshimichi_bot) 2014, 2月 27
だそうです。
まつたけさんは、その反響の大きさを理由にブログを辞めてしまうと既に書かれています。ICHIROYAさんはブログへの反響ではなく、ご自分の将来を考えつつ、いま現状を整理して今後についての答えをだしている最中かと思います。
それでも、小規模ブログの書き手として、そして一読者としてはおもしろい人に書き続けてほしいと願っています。
ここまで書いてみて自分で「うっすい内容やなwww」って今思いました・・・ぼくのブログが小規模な理由www