シルタス!

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35.イイ人間関係の作り方について

俺は昔から塞ぎこむ癖があって、若干のコミュ障なんだ。だから人間関係がイイ時もあるんだけど、悪くなると一気に悪くなる。他人を信頼することができなって塞ぎこんでしまい、コミュニケーションが途絶えて関係が悪くなる。

 

やっぱりそれ相応に嫌われたり、ハブられた経験もあって、学生時代も社会人になってからも輪の中心にいる時期もあれば、村八分状態の時期もあったから、短期間の間にジェットコースターのような状況を経験する。

 

じゃあ人間関係がイイ時ってどんな状況だったかを考えてみると、塞ぎこんでる状態とは真逆の「オープンな状態」だったと思う。自分からすすんで自分をオープンにして情報を公開する。情報の見返りも期待してないから瞬間、瞬間で自分の情報をオープンにし続ける。結果的に人からも返ってくる。

 

他人の場合で考えてみても、常に自分の持ってる情報をオープンにしてる人は信頼できる。逆に情報を抱え込んでシェアしない人はどんなに仕事ができてもイケメン・美女でも信頼出来ない。やはり心の奥底にある腹黒さや、利己的さが垣間見えるからだ。

 

クソみたいな上司で、自分は全く部下に情報公開しないのに、部下にだけ「報告がないぞ!」って言う人はかなりいるんだけど、これも同じで自分が情報をシェアしないから相手からも返ってこない。組織内の上下関係だけで多少の報告が来るだろうけど人間としては信頼されてない。そしてそれに気づかない。

 

これからの時代の人間関係は上下ではなく、どれだけフラットに情報をシェアし合えるかが大事だと思う。資本主義社会がもたらした組織の階層は崩壊しつつあるわけだから、これからは個人がもっともっと情報公開して前に出ていける。いつまでも階層にしがみつこうとしてる人は結果的に落ちていく。

 

自分から発信する情報が、イイものであるに越したことはないけど、自分にとっては「価値がない」と思ってる情報が「他人にとっては「ものすごい価値」である場合も多い。自宅の不要品が千円ぐらいになればいいなと思ってオークションで売ったら数万円になることと同じ。価値は他人が決める。

 

<終>イイ人間関係をつくるにはまず自分から情報をシェアすること。そして自分で勝手に情報の価値を決めずに持ってるものをどんどん発信すれば、その中から価値の高いものが見つかり、それが仕事になることも。相手からの見返りを期待せずに情報をシェアし続けることが良質な輪をつくる。