映画評…シークレットウィンドウ…「創り上げる」という狂気
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作家のモート(ジョニー・デップ)は、妻エイミーとの離婚協定に疲れ果て、執筆に専念できず怠惰な日々を送っていた。ある日、モートの暮らす森の別荘に、シューター(ジョン・タトゥーロ)と名乗る男が現れ、「俺の物語を盗んだ」と言い出した。その内容は、モートの小説「秘密の窓」に瓜二つだった。モートは、この小説がシューターの執筆より3年も前に発表されたことを告げるが、シューターは、「結末を直し、俺の名前で出版しろ」と言い捨てる。その夜から、シューターの執拗な警告が始まった…。
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この映画は、内容について少しでも書くと、予測できてしまう可能性があるので触れないでおきます。。
ただ芸術家として、何かを創り上げるのは、狂気でもあるという事を学びました。
そしてそれは芸術家だけでなく、一般の人でも、何かを創作する過程では、とことん「入れ込む」事によって初めて本当に良いものができる気がします。
自分に置き換えても、その時間内だけで机に座って考えか企画はどこか納得いきませんが、ある一定期間に昼も夜も休みも平日も無く考え続けた企画は、結果がどうあれ自信を持って送り出せます。企画会議とかって、ブレストして何かのきっかけにはなるものの、そこで全てを決めるのは無理があります。やっぱり考え続けることは大事なんだなぁ、と強く感じました。
「入れ込みすぎには注意」なんて世間では言われますが、、、
本当に価値の高いものは、この「入れ込みすぎ」から生まれるんだろうなぁ。
そんな矛盾。