映画評…バトル オブ シリコンバレー…ベンチャー企業のあり方と真実
Pirates of Silicon Valley [VHS] [Import]/Noah Wyle,Joey Slotnick,J.G. Hertzler
¥1,222
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Appleを設立したスティーブ・ジョブズとMicrosoftを設立したビル・ゲイツが、若き日にいかにして世界を変えたかを描いた作品。綿密な取材を基にした様々なエピソードからPC業界で最も有名なカリスマの姿の背景が分かる一作。
ジョブズがペプシコーラの事業担当社長をしていたジョン・スカリーを口説くために言った有名なセリフ「このまま一生砂糖水を売りつづけたいか?それとも世界を変えたいか?」も、この作品に登場。
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Appleとマイクロソフトが好敵手になっていく経過を描いた映画です。
「平凡なアーティストは模倣する、偉大なアーティストは奪う」
ピカソの名言の下、様々な手を使い、そして様々な人のアイディアや技術を利用して企業が大きくなっていきます。その過程では、お互いの利害を侵すことも…
でも、これがきれい事抜きのベンチャーの真実なんでしょうね。一人の力では限界がありますが、様々な人の手を借りる事でレバレッジをかけることが出来ます。
これは1999年の映画です。
つまり、Appleが現在のように成功する前、スティーブ・ジョブズが今のように偉大な芸術家として崇められる前の作品です。
必要以上にきれいに描かれてはおらず、真実(と思われること)でシンプルに構成されていますので、分かりやすいです。
まぁ、なんにせよ…
寝食を忘れるぐらいの仕事への熱中ぶりは、熱い!
「世界を変えるんだ!」という意気込みがビシバシ伝わってきます。これぐらいの情熱をもって生きたいなと思いましたね。。
必見です。