自己啓発系の本にはあまり興味が無かったのですが、以外に面白かったのがこの本です。
「コンフォートゾーン」とは、
直訳した意味は「心地よい空間」の事です。
これは物理的空間に限ったことではなく、精神的空間(抽象空間)も含まれます。
人間は自分がコンフォートゾーンの中、つまり心地よい空間にいるときは、高いパフォーマンスを発揮することができ、逆にコンフォートゾーンを外れてしまうと、とたんにパフォーマンスが下がるそうです。
例えば、年収500万の人には、その人が心地よいと思う空間があります。
分かりやすく言うと、その人がいきなり
フォーシーズンズホテルのスイートに宿泊する事になったり、ファーストクラスに乗る事になったら、そわそわして落ち着かないでしょう。
人付き合いも然りで、社長さんのパーティーにポンとだされたら落ち着きませんよね。
でも年収1億円の人たちは、その空間が逆に落ち着くのです。
これって、イメージ出来ているようで出来てないですよね??
人間は馴れ親しんでいないところへ行くと、運動能力も知的能力も下がるようになっています。
なので、夢や目標を達成するには、もうそのステージにいるかのようにリアルにイメージすることが重要。
年収一億円になりたければ、年収一億円になったかのように振舞うことが大事だそうです。
なぜなら人間には、ホメオスタシス(恒常性)という現状維持プログラムがあるので、年収一億円の自分をリアルにイメージすると、現実には年収500万の自分に強烈な違和感を感じて、年収一億円に戻ろう(なろう)とするからです。
平たく言われる「願えばかなう」「思いが強ければ…」のような事ではなく、具体的な方法論があって面白かったです。
出来る事から実践してみようと思います。