シルタス!

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「インターネット」ではなく「テクノロジー」が人間を進化させる

★★たまにポチッとお願いします(*´ェ`*)★★ 人気ブログランキングへ $コバログ 最近色んな本を読んで「ちょっと勘違いしてたなぁ」と思うことがあった。 ちょっと小難しい話になるけど・・・ インターネットは情報を進化させるけど、人間を進化させてくれるものではない。でもテクノロジー(技術)は人間を進化させてくれる。 ってこと。 僕はいままでこれが一緒くたになってて、インターネットが人間を進化させてくれるもんだと思ってた。 近年インターネットをきっかけにして無名だった個人が成功したり、小さな集団だったものが大きくなったりする事例を見て、インターネットが人間を大きく進化させてくれるんだと認識してた。しかもビジネスの世界には「情報シャワーを浴びる」って言葉があるんだけど、つまり情報を大量に取得することによって次への創造性が育まれるって意味合いで「情報を大量にとったヤツが勝ち」みたいに言われてる。だから意識高い人達は、通勤途中でも移動中でもせっせとスマホで情報収集して大量の情報を得ようとする。そんな流れに乗っかって自分もここ3年ぐらいはそんな生活してたな。 情報が大事なのは本当にそう思う。情弱で人生存することは世の中に沢山あるし。 でもそれが「情報=インターネット」かと言うとそうではない。自分で考えること、実際に行って目にしたこと、人に聞いたこと、読書、これらも全て「情報」だ。 なぜ僕にこの勘違いが生まれたかというと、インターネットを「きっかけ」にした成功を目の当たりにすると、あたかもインターネットが人間を進化させてくれてるように思い込んできたからだ。でもそれはあくまで「きっかけ」でしかなくって、インターネットの力を利用すれば、今まで細々と活動してた人も成功しやすくなるってだけの話で、人間に何かを与えてくれてるわけではない。 でも2ヶ月ほど前からインターネットと距離をおいてWebを見る量を極端に減らしてから、今まで見えなかったものが見えるようになってきたし、自分自身で考える時間が圧倒的に増えた。自分で考えるってことは、色んなことに疑問を抱くようになるし、それを掘り下げて考えてたらまた疑問が生まれたりして、自分の考え方はより深くなってくる。 恐らくインターネットから大量に情報を取ってた時期って、既に色んな物事に対して「先入観」を持ってるから、そこにあって本来気づくものであっても「不要なもの」として認識してると見えなかったりするんだよね、たぶん。だからネットからの情報収集を減らすと日常生活から気づくことが大幅に増える。 逆に、テクノロジー(技術)って人間を進化させてくれる。 例えば、高性能の一眼レフカメラを買ったとする。そのカメラで撮影すれば、今日初めて写真を撮るような素人でもかなりイイ写真が撮れるはずだ。しかし同じ人が使い捨てカメラで撮影すると、それはそれはヒドイ写真が撮れると思う。その人には写真を撮るスキルは無いけど、カメラのテクノロジー(技術)がそれをカバーしてくれる。 テクノロジー(技術)を上手に使えば、自分の実力以上のものを演出できるし、自分もそのレベルを経験できる。インターネットはあくまで一つの「ツール」でしかない。 これからは「インターネット 1 : 9 テクノロジー」の極端な割合で生きていきたいな。 もっともっと新しい経験や感動を得られるはずだから。