シルタス!

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今日の脳カツ 33.「借金」はした方がいい

一般的に「借金」という言葉はネガティブな意味を含んでるように思う。「人からお金を借りる」「お金は汚い」「消費者金融」などなど、それにまつわる枝葉のような言葉もよく使われている。ただ同じ「借金」でも解釈の違うものがあるので、それについて考えてみます。 「借金」とは読んで字のごとく、人からお金を借りること。単純にお金がない時、事業を始めるとき、何かを買うときなどお金を借りるシチュエーションは人それぞれだと思うんだけど、冒頭に書いたようにそこにはなぜかネガティブなイメージが含まれている。 そのイメージを逆手に取ったように、最近の書籍では「借金◯◯万円から大成功」「借金◯億円からのチャレンジ」など成功の色合いを強くするためのキャッチコピーが並んでいて、読んでみるとたしかに壮絶だし、すごいと思う。でもここで疑問が浮かんでくるんです。 なんか「ダメダメ人間」のような堕落した人が借りるお金は「借金」だとする。でも世の中の多くの人は一軒家やマンションなどの不動産や車を買うときに「ローン」を組んでるはずなんだけど、なぜかそれは「借金」の定義から外れている。 普通に考えて一個人が数百万から数千万円を借金してるのだから、とんでもない大借金なんだけど、「マイホーム」などは「家族のため」という温かいイメージに守られていて、この場合のローンは「借金」とは言われない場合が多いように思います。 確かにこれがギャンブルをするだったり、単なる浪費のための「借金」であればネガティブなイメージもしょうがないと思うんだけど、借りる時のケースによって「借金」と呼ばれたり、呼ばれなかったりするのはとても不思議な現象です。 ただ、よく「貯めてから」って発想をする人がいるけど、お金はどんどん「借りた方がいい」。なぜなら貯めてる時間を待つほうがよっぽどロスだから。日本人は心配性だから、何かを買う時でも手元にお金があるのに「冬のボーナス入ってからにしよう」なんて言ってしまう。 今買うのも、後で買うのもお金が出てくのは一緒だよ。それなら今やりたいこと、今買いたいものはそのタイミングを大事にしてどんどんやった方がいい。例えお金を借りてでも。一つ注意が必要なのは、CMでも散々言われてるみたいに返済計画を立てて慎重にね笑