シルタス!

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今日の脳カツ 30.「夢はいつか叶う」という偉大なウソ

①自分が体育会系であるせいか、「努力は必ず報われる」「夢はいつか叶う」といった少し汗臭いセリフをさんざん聞かされてきた。大人になるまでは結構それを信じて愚直に進んできたんだけど、まぁまぁの大人になってくると色んな現実が見えてくるもんだ。まずは社会は決して「公平」ではないこと。 ②実力がある物が正当に評価されるとは限らないし、誠実な物が負ける場合も多いし、努力なんて全く報われない場合が多い。むしろ「言ったもん・やったもん勝ち」的に性格が悪くてもいち早く行動した者、有力者に取り入った物が成功を手にしたりする。社内政治なんてその最たるもので ③社内の幹部は、優れている人とは限らない。政治家と一緒で有力者にうまくとり入って生きてきた人も多いんだ。だから新入社員が見たら「なんでこの人がこのポジションに居座ってるの?」と不思議に思う人も多いはず。その時点で、初めて学校で教わった「格言」は嘘だって気付き始める。 ④正義感や夢を持ってるうちはその現実に抗おうとするけど、そんな気持ちを失ったら最後でその大きな流れに飲み込まれる。「社会ってそういうもん」って認識が生まれて、自分の後輩にも話し出すんだよな。確かに成功できる人は一握り。起業して会社を上場させるとかそんなレベルではなくても ⑤営業成績を残すとかそんなレベルでも成功できる人はほんの一握り。その現実をまずは直視した上でじっくり観察してみると、そういった人は必ず人とは違う部分で努力してることが分かる。努力したって報われるとは限らないけど、何もしなければ報われることは無い。 <終>結果をだそうと思えば、このジレンマと向き合う必要がある。宝くじは「買わなきゃ当たらない」なんて言うけど、それとはニュアンスが違って、現実社会の場合は「自分で考えて」「科学的な努力」を継続すれば宝くじよりも高い確率で当てる事は可能だ。不公平さを受け入れながら運任せにしない。