思考訓練 : その条件が整えば、本当にそれをするのか、出来るのか
「優良顧客がいないから~ 数字が上がらない…」
「どこも震災の対応で忙しいから~ 訪問ができない…」
「英語が話せないから~ 海外顧客は対応できない…」
「英語が話せないから~ 外国人女性を口説けない…」
こういった物事の「出来ない理由」は、誰しも10個ぐらいはすぐに思いつくのではないだろうか。
少なくとも私は思いつく。(20個ほど…)
ただこの言葉は、裏を返せば、「その条件さえ整えば出来る」という事に本来はなるはずだが、世間はどうもそうなっていない。
その場しのぎの、「出来ない理由」としてだけ使われることが多いと思う。
<ここで一つの思考訓練>
「優良顧客がいないから~ 数字が上がらない…」
→ 優良顧客がいれば、本当に数字を上がられるのだろうか?
「どこも震災の対応で忙しいから~ 訪問できない…」
→ 震災が無ければ、お会いできていたのだろうか?
「英語が話せないから~ 海外顧客は対応できない…」
→ 英語が話せたら、海外出張にもバンバン行けるのだろうか?
「英語が話せないから~ 外国人女性を口説けない…」
→ 英語が話せたら、口説けるのだろうか?
日本人女性であれば、バンバン口説けるのだろうか?
言い訳して無いか、自分を客観的に振り返る、その作業は非常に重要だ。
なぜなら、言い訳している時、逃げている時は、リアルタイムでは自分では気付けない事が多いからだ。
こうやって分解してみると、月並みな言い方であるが「やる気の問題」だという事が分かる。
言い訳を排除すれば、そういった本質が見えてくるが、私も含めて多くの人は、見えたくは無い事かもしれない…
シンプルではあるが、肝に銘じたいと思い書いてみた。