”行き過ぎた報道” は脳に刷り込まれてしまう
12/7(火) 渦中の市川海老蔵さんが退院、記者会見をした。
見るからに痛々しい顔、特に左目の充血は事件(暴力)の激しさを物語っていた。
リンク:産経ニュース(http://goo.gl/T36NF)
私は、市川海老蔵を支持しており、日ごろから周囲にもそれを公言している事から、今回の事件についてのコメントや考えを聞かれる事が多い。
意見を聞いてくる方々は、一様に「こんなひどい事件を起こしても、まだ彼を好きなんですか?」と言った空気を持っており、そこからスタートする。
私は今回の件に関わらず、報道については2割も信じていないので、「支持する気持ちは変わらない」と伝えると、みんな例外なく驚いたリアクションを取る。
私としては、逆にそのリアクションに驚いてしまう。
そこで誤解が生まれてしまうのは、私が「あんなにひどい事件を起こした市川海老蔵を未だに支持する熱狂的なファン(信者)」になってしまう事だ。
言うまでなくそうではない。
結論としては、「本当の真実は本人たちにしか分からない」と言う事だ。
「関係者」「六本木に詳しい人」「店によく出入りする人」のネーミングで、モザイクで完全に守られた面々がニュースに登場し、本当かどうかも分からない事を好き放題語っている。
携帯電話は「無くした」だの、「加害者が持っている」だの。
最終的には、店が保管していたようだ。
リンク:時事ドットコム(http://goo.gl/SlXNe)
一番ひどい報道は、事件前に女性タレント“香里奈”と酒を飲んでいたと。
その後、本人にコメントで面識すらない事が判明している。
リンク:サンスポ(http://goo.gl/9sgmg)
報道番組はころころ立ち位置を変え、事件当初は「自覚が足りない!」「自業自得!」とコメントしていた某キャスター、某コメンテーターたちは、今や「この件はもう飽きましたね」などとコメントしている。
この報道、バッシングの流れを作った張本人だと言うのに…
子供のような考え方には愕然としてしまう。
この何でもありの状況は、報道のレベルの低さを物語っている。
「火の無いところに煙は立たない」以前の問題だ。
報道は、信じているつもりが無くても、あれだけTVで繰り返し放送していれば、いつの間にか脳を冒す。
要するに、刷り込まれてしまうのだ。
私は、市川海老蔵さんの生き方、考え方を尊敬している。
無論、これも彼に対する「私の」解釈であり、本当の彼がどんな人なのかは分からない。
今回の事件で幻滅して嫌いになる事もなければ、ボランティアを始めたからといって更に好きになる事も無い。
何が言いたいのかというと、「自分自身の物差しで物事を判断する事」が大事だという事だ。
今回の報道を見て、自分なりに解釈して、市川海老蔵さんに対する否定的な結論に達したのであれば、それは物凄く良い事だし、私も考え方の多様性は大いに認める。
ただ、これだけ多くの人が市川海老蔵さんに対して無条件に(見えてしまう)否定的でいるこの現状には物凄い違和感を感じてしまう。
報道が刷り込まれて、流されている人も多いのではないかと思う。
とにかく、市川海老蔵さんを支持する気持ちは変わらない。
日本の伝統を受け継ぐ者、その資格がある者としていち早く表舞台に復帰する事を、心から願っている。
まずは、肉体的な回復を!
そして、精神的に回復し、また大いに傾いてほしい!