シルタス!

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今日の脳カツ 20.読書は自分にとっての楽しみであり、本質を掴むトレーニング

自分にとって読書とは、色んな転機を与えてくれるもの。新たな言葉、新たな人、新たな知識、新たな考え方を得て、新たな一歩を踏み出すきっかけになる。最近は、なかなか思うように読書の時間を作れていない事もあり、ここで自分にとっての読書の立ち位置を見直してみる。 3年前まではなぜか読書から遠ざかっていた。それまでもたくさん読むわけでは無かったが、いつも自分の傍らには本があった。その後なぜ読書から遠ざかったのかは分からないけど、今思えば知識欲が少し枯れていたように思う。知識欲が枯れるという事は、今の自分に満足しているという事でもある。 読む本のジャンルは限定していない。好きなジャンルもないし、特別好きな人もいない。むしろ出来るだけ限定しないように意識している。ある思想に偏ると、どうしても他の考え方や発想を受け容れられなくなるからだ。僕の場合、何かに偏ってしまうと、つまらない事しか発想できなくなってしまう。 ある時期には何かの目的意識を持って読むのだが、ある時期は何も考えずに無我夢中で読む。無我夢中で読んでる時には気づかないけれど、ある時全ての知識がつながってくる時がある。何か大きな悩みを抱えた時、翌朝に本を開けると、開けたページにその答えが書いてあったり。恐ろしい体験がある。 これは決してスピリチュアルな事ではなく、今までに蓄積してきた読書の内容が潜在意識に残ることによって、ふとした時にその答えを引き寄せるのだと思う。正確には、自然と答えが書いてある場所に向かうのだと思う。これは本当に不思議だけれど、今までに何百回と自分に起こった体験である。 一つだけ重要な事は、「本質を読み解く」事。読書によって得た知識も一度は噛み砕いて、「自分はどうなのか?」それを読み解く事がとても大事だと思う。「朝四時に起きよう」「長財布を買おう」と読んで、何も考えず妄信的にそれを実践する人は、恐らく何も手にすることができない。 「朝四時に起きる」の本質は「時間を作る」事であり、「長財布を買う」の本質は「お金を大事にする」事である。この本質を読み解くことが出来れば、自分にとって最適な考え方が見えてくる。成功者のやり方を何も考えずに踏襲する事は、思考停止に陥るし、結果が出なかった時のエクスキューズになる。 手っ取り早い手法に飛びつく気持ちは理解できるが、それは次々とダイエット食品に手を出すけど、全く痩せられない人と同じ現象である。本質を読み解いて、自分なりに実践する。それこそが知識をしっかりと自分の血肉にする方法であり、結果を出す最短距離でもある。今後の出会いも楽しみにしている。