「世界を変える」意識を持つという無敵な状態に
「私がこの職場を変えてやる」という愚考
リンク:ihayato.書店(http://ow.ly/l2h9H)
20歳で働き出した時に入った鍼灸整骨院での2年間。
23歳から入った会社で働き出してから3年間ぐらい。
合計5年間ぐらいはずっと
「俺がこの会社(組織)を変えてやる!」
なんなら
「俺がこの業界を変えてやる!」
って間違いなく思ってました。
それは心がけとしてはとってもいい事なんですが、その5年間の終盤になってくると勘違いも入ってきてたんですよ。「俺が(俺だけが)変えてるんだ!」ってね。そうなると仕事に対する心がけって言うよりは、単なる傲慢になっていて謙虚さを失ってる状態になるんです。だからちょっと人が自分の意に反すると「俺はこんなにやってるのに理解してくれてない!」と思ったり、誰かが何か失敗すると「足引っ張るなよ、このクズ!」って思ったりね。今思えば恥ずかしいことなんですが、当時は全くそれが分からなかった。その後はホンマに多くの人とうまくいかなくなったなぁ。
当然人それぞれの仕事のスタンスや、その時期のモチベーションなんかもあるわけで、全員が足並みをそろえるのって本当に難しいんですよ。でも世界が自分中心に回ってるかのように思ってる時って、なかなかそれが分からない。
「世界を変える」って意識で仕事をすることが巷では注目されています。
これは決して大げさではなくって、自分の今の小さな仕事だって、まわりまわってどっかで世界につながっていくわけです。
僕は美容の仕事をしていますが、その商品を通じて誰かが効果を感じて明るい笑顔になれば、その人の周囲のいる人もそうなるでしょう。(もちろん会社としては商品がもっと売れてくれるのが1番いいのですが。)これは決してキレイ事ではなく、そんな状態をイメージして仕事をする事って大事だと思います。もちろん現実的には「予算」「売上」「利益」などの問題もあるから、それだけでは成立しないかもしれないけど、それでも最初に「世界を変える」って意識を持つことは本当に重要だと思う。
若い時に会社を変えてやるって思ってた時は、本当に怖いもの知らずで平気でオサンたちに食ってかかったり、主張したりしてた。その傲慢さは反省してるけど、その時代から10年たった今、そんな意識をもう一回持ってみようと思う。ただし、、今度は「会社を」ではなく、「世界を」。
自分一人で会社なんて変わらないし、周りの人も変えられない。これは紛れもない事実。
ただ、「変わってもらう」事には一切期待しないけれども、でも世界を変えるって意識で仕事や人生と向きあえば、自分が考えることや行動が変わると思います。
昨日の会食がキャンセルになったので、出張先の東京でいい機会だから3時間ぐらいずっと考えてました。あまり場所も分からないような所でただ一人ずーーーっと。で、行き着いた結論は、10年前の勢いを思い起こしながら、今度は「世界を変える」って意識を持とうと思いました。
以上です。
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