シルタス!

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自負と感謝を両立させることって難しいんだよねって話。

$ドSの流儀 最近色んな人とお話するんです。機会があって。 みんなそれぞれのフィールドで名前を知られてるような人なんだけどね、みんなから話を聞いてすごく興味深かったのです。 ヲラには昔からひとつの疑問があった。 それは「自負」と「感謝」を両立させるのは難しいんじゃないか??って事だ。 結果を出して突き抜けるような人は、基本的に自己顕示欲や何かに対する欲求(地位、お金、社会貢献、自己実現など)が強かったりして、それが大きなパワーとなって突き進むもんです。で、結果を出した。その後って大きくふた手にわかれると思うんですな。 <①全部俺がやったんだ。 ガハハ> これは読んだまんまなんだが、出した結果については全て自分のものであり、人に協力してもらおうが助けてもらおうが、それは二次的なものに過ぎないって思ってて、強烈な自負を持ってるタイプ。まぁここまで極端に書くと、自負よりも「傲慢」か。。だから基本的に人と話すときも自慢が中心になるし、傲慢な雰囲気を持ってる。そして自分以外の誰かの貢献が評価されそうになると「いやいや… それもこれも俺がいたからでしょ」って間接的にか直接的に言ってしまう。 <②皆様のお陰ですよ。 ペコ> これは出した結果については「皆さんのお陰ですよ」と言って、人の協力があったからここまでこれたって事を理解して感謝を尽くすタイプ。(でもこれって決まり言葉みたい感情のこもってないペラペラのトーンで使う人も多いので注意しろ)こういう人は基本的に「謙虚」だし、自分以外の誰かの評価に対しても寛容で、むしろ「そりゃ当然でしょ」とすら思ってたりする。 この①②を見るともちろん②の方が人間性が素晴らしいと思うんだけど、ある時期に結果を求めるときはあえて①を演じることも重要なわけですよ。それぐらい傲慢にも似た自信や欲求のパワーは大きいからな。でもそれはあくまでその過程での話であって、一区切りがついた時は②の姿勢になれるような心持ちでいるって事は重要なんだよな。 で、今回色々とお話した人たちは皆例外なく②なんだよ。 それもみんな感情がこもって自分のことよりも人のことを熱っぽく話すぐらいだから、すごいなって思ったよ。これでさ、その人たちが何者でもなかったら、その感謝とやらにも説得力がなかったかもしれないけど、既にそれなりの立場にある人達だからすごいなって余計に思ったんだよね。 出した結果に対する「自負」って持っていいと思うし、むしろ持ったほうがいいと思う。それが自分の自信になったり、経験の蓄積になるからね。逆にいつまでも自負をモテない人は、どれだけ結果を出してもいつまでも自分に自信がなかったり、まだ見ぬ何かを追い求めたりしてしまうもんだからな。 ただ、それが「傲慢」に変化して、周囲への感謝を忘れるってのが問題だよ。 でもこの両立って実は難しいとヲラは思ってる。 自負を持ち過ぎるとどうしても自分にフォーカスし過ぎて傲慢になるもんだし、必要以上に人に感謝して謙虚になりすぎると、いつまでも自分の弱点に目がいってしまって自信を持てなかったりする。 ただ! ヲラの経験上からもハッキリ分かってることは1つだけ。傲慢な人の成功は長続きしない!って事だな。 このバランスを保てるのって、人間力なんでしょうな。 この二年ぐらいで見聞きしてきたものへの疑問が、何となく整理されたよ。 ★★ポチッと頼むぜ★★ 人気ブログランキングへ