シルタス!

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今日の脳カツ 2.自信と傲慢

最近、自分自身や自分の何かに自信を持ってる人とお話をする機会が多いので、自信と傲慢について考えてみる。 そういう方々が口にする言葉は、どこかトゲがあるほど傲慢に聞こえる時もあるが、その反面驚くほど謙虚な部分がある。要するに、傲慢なようで全然傲慢じゃない。 本当に傲慢な人とは、いわゆる『裸の王様』の人が多く、自分の思いと現実は必ずしも一致していない。 一方で、一見すると傲慢なセリフを言ってるのに傲慢に聞こえない人もいる。その違いは何なのか。それは、『自分を振り返る』作業に膨大な時間を費やしてるかどうかの違いだと思う。 セリフは傲慢だったとしても、目の前の現実と合致していればそれは傲慢ではない。それは自信だ。 傲慢と紙一重な自信をつくるためには、いかにして『自分を振り返る』作業の時間を作るかにかかってる。そうすることで、自信のベースも生まれ、逆に言うと反省も生まれる。その反省が謙虚な部分になるのだろう。 そういう自信を持ってる人と話していると、他人や環境への不満要素は一つも入ってこず、『自分がどう思うか』『自分がどうしたいか』しかない。他人や環境のせいにして、自分の人生を無駄にしない。 自分を振り返る作業は、想像以上に辛いものでもある。なぜなら、必ずしもポジティブな面だけが見えるわけではないからだ。逆説的だが、そうした弱さも含めた自分の全てと向き合うからこそ、自信は生まれるのだと思う。 自信をもつためには、あえて交友関係やSNSを断って孤独になってみよう。そして再び人前に現れた時は、しなやかな厚みが生まれてると思う。