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書評…空気を読むな、本を読め。 文字ではなく、「構造」を読む力

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プログラマであり、有名な書評ブロガーである小飼弾氏による読書論。 リンク:404 Blog Not Found(http://ow.ly/59iHi) <目次>  1章 本を読め。人生は変わる  2章 本を読め。答えは見つかる  3章 「手」で読め。そして「脳」で読め  4章 本を読んだら、「自分」を読め  5章 コストパフォーマンスを考えよう  6章 エロ本は創造力の宝庫だ!  7章 マンガは日本の国宝である 私自身は、年間200冊ほど本を読んでいる。 ジャンルは問わず、気になる本を読んでいるのだが、自分の人生でも今が一番読書をしている時期である。 しかし氏は、幼少の頃には数日でそれを越えてしまうほど本を読んでいて、1日に50冊読まなければ、「あぁ、今日は読まなかったな」と思っていたそうだ。 私の常識は完全に覆され、ただただ恐れ入る。 そして、今の私のとっての読書は、「義務」に近いと思う。 しかし氏の、次の言葉にいきなりカウンターパンチをくらった。 --------------- <抜粋 p18>  読書とは「遊び」。楽しみながら読むことが大前提なのです。 --------------- これは考えを改めたいと強く感じた。 また、本書では読書後それを血肉化して自分のものとするには、アウトプットし、さらにそれによって自分を客観的に見る、つまり「自分を読む」という行為が重要と示されていた。 要するに、自分が今現在考えている事の精度や妥当性を、読書から見出す。 言い換えると、そうやって外の情報に触れなければ、そういった判断は出来ないという事でもある。 そして、今の自分の心に強く響いた言葉を紹介する。 --------------- <抜粋 p121>  ここで注意しておきたいのが、なんらかの目的を持って読書をしないことです。読書を「~しなければならないこと」、つまり仕事にしてはいけません。  仕事の場合は目的を定めないとたいていうまくいきませんが、読書の場合はむしろ目的を持たないほうがいいでしょう。明快な目的を持ってしまうと、読書が「~しなければならないこと」、つまり仕事になってしまうからです。 --------------- まさに今の私である。 読書以外でもそうだが、楽しまなければ基本的に成果は出ない。 読書から得られるものは、本質を見出す事。 文字に捉われて読むのではなく、「構造を読む」癖をつける事。 これによって、現実世界でも本質を読めるようになるはずである。 そういった事をこの本から学んだ。 あと2回は読み返したい。 読書に対する姿勢。 今後は、楽しみながら頭を鍛えていこうと思う。