映画評…パブリック・エネミーズ…「あの人」がいなきゃ成り立たない映画
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「庶民を傷つけず、奪うのは銀行の金」というデリンジャーは、おもな活動期間はわずか一年にもかかわらずアメリカでは“義賊”的な存在で、映画化も何度かされている。その決定版と言える本作の監督は、クールでスタイリッシュな映像表現では随一のマイケル・マン。『ヒート』ではデニーロとアル・パチーノ、『コラテラル』ではトム・クルーズとジェイミー・フォックスと、がっぷり組んだ男の闘いを見せるのが得意な監督だ。本作でデップに対するのは、FBI捜査官役のクリスチャン・ベイルだ。また、マリオン・コティヤール演じるデリンジャーの恋人ビリーとの恋愛模様の比重もかなり大きく、デリンジャーの人間的な側面を見せている。
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まぁ。。。。。。
内容はまずまずなんだけど、パイレーツ・オブ・カリビアンと同じく「あの人」、ジョニー・デップがいなきゃこの映画は成り立たないんだろうな。彼のキャラクターと主人公が完全に融合したのがこの映画そのもの。
同じ人間とは思えないぐらいカッコいい。
逆にうらやましくも何とも無い。