書評…君の人生を変える100の小さな習慣…三日坊主でイイのだ。。
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【1】会社で一番早く出社しよう
【2】元気な声で「おはようございます」と言ってみよう
【3】大きな声で挨拶できなければ、会釈して頭を下げることに慣れよう
【4】頭を下げることはカッコいいことだと考えよう
【5】SNSやブログなどで発信してみよう
【6】毎日30分、勉強してみよう
【7】週に1冊、本を読んでみよう
【8】本が苦手なら漫画を読もう
【9】NHKの語学番組を積極的に活用しよう
【10】積極的に旅に出よう
【11】海外で仕事か勉強をする機会を20代のうちにもとう
【12】体を鍛えよう
【13】継続できるスポーツを見つけよう
【14】カラオケ・ゴルフ・ワインなどオジサンの好きなことに興味をもとう
【15】年上の人と積極的に付き合おう
【16】業界の違う友人をもとう
【17】異性の友人をもとう など
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この手の本はあまり読まないのですが、ファンドマネージャーで、明治大学非常勤講師も務めている藤野英人氏は、Twitterや他の著書を通して注目してるので読んでみました。
本書は「大きな成功を収める人とそうでない人との違いは、実は日頃のささやかな習慣であり、その習慣は本当に誰にでもできる小さな行動」という部分に着目しています。読み進めていくと、「うんうん、そうそう」「そうそう、これ当たり前」と思ってスラスラ読めるのですが、後で冷静になった時に、「あれ、、、これ本当にできてるかな?」と疑問に思ってしまいます。そんな一見すると「当たり前」の事が、実は実践できてない。逆に言えば、成功者と呼ばれる人たちはそんな細かなディテールを常に大事にして生きてるって事なんでしょうね。
少しおもしろかったのは、「三日坊主でも気にしない」「三日坊主上等」と書かれていたことです。三日坊主で三日目で終わってしまって、四日目を休んでも、五日目からまた始めればイイと。これはなかなか目から鱗でした。
人って変なところで完ぺき主義で、例えばダイエットとかでも「続けなければ意味がない」と思うが故に、何かが途切れた時点でそこで終えてしまう事があります。(この場合は完璧主義と言うよりも逃げただけかもしれませんね…) でも長いスパンで見れば三日目で途切れても、八日目から再開してもイイわけで。つまり痩せればイイわけです。この本質を見誤って、ダイエット食品を規則正しく食べる事や、ジムに通う事だけに着目してしまうと、結果的に何も得られない場合が多いです。
たとえ三日坊主でも、新しい事にどんどんチャレンジして、検証したり、吟味したりしながら前進するのは楽しいですね。飽き性と言われようとも、そんな事気にしなくて大丈夫です!
これ… 都合のイイ解釈してんのかな。。