シルタス!

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レッドソックス:上原浩治選手に学ぶ「駆け引き」は仕事でも存分に使える!

 
どうもシルタス!のJazzy-Tです。
いよいよ体が鉛のように重くなってきましたが、風邪のせいだということで現実逃避しています。
 
さてさて。
今日の昼間にたまたまテレビをつけたら、さんまのまんまに野球のメジャーリーグレッドソックスに所属する上原浩治選手と田澤純一選手がでていましたので少しだけ見てしまいました。
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この二人は先日のワールドシリーズを制覇した際に、その立役者的な活躍をしたことも記憶に新しいですよね。本当にスゴイ活躍でした。
 
Rソックス、ワールドシリーズ制覇 上原、最終回締める:朝日新聞デジタル http://ow.ly/se51t
 
番組の中でいろんなエピソードを話す中で印象に残ったものがありました。
 
それは上原浩治選手が話した、「ぼくの場合は“サインに首を振れ”というサインがあるんです」というものです。
 
ピッチャーは投球前にキャッチャーが出すサインを確認します。
まずは球種でストレート、カーブ、フォークetc・・・
その後にコースで内角、外角、高め、低めetc・・・
サインによってその認識を合わせてから投げるのです。よくテレビでピッチャーがキャッチャーを凝視しながら頷いたり、首を振ったりしているあのシーンです。
 
でも「サインに首を振れ」というサインってなんでしょうか?
 
話を聞いていくと、それは上原浩治選手の場合はストレートとスプリットとフォークの3つしか球種がないそうで、ということはバッターも1/3の確率なので的を絞りやすくなります。
 
ぼくも少年野球をやっていたので分かるのですが、サインをパッパと合わせて放ってしまうとその1/3の確率なのでやりやすいですが、一度ピッチャーが「うぅん」と首を振ってやり取りをすることによって、バッターは「あれ?」って思うんですよね。
 
一度キャッチャーのサインに首を振るのを見たら、バッターは考えます。
そうすると1/3だった確率が1/4になり、ヘタすると色んな可能性を考えて1/6ぐらいになったりするんですよね。
 
「欺く(あざむく)」と表現するといやらしく思えますが、ビジネスの交渉事なども全ては「駆け引き」だと思います。
 
こうして「あえて難しい顔をしてみる」「あえて一度持ち帰る」「あえて一度断る」などは高度かもしれませんが、うまく使えば主導権を一気に自分に持ってこれます。
 
野球の緻密さからそんな事を考えました。
 
〜関連リンク〜
The Official Site of The Boston Red Sox http://ow.ly/se4XY