シルタス!

“知る” に何かを “プラス” 〜 「人生ネタ的」何でもアリなブログ(今はこちらのメインブログで書いています。http://enrique5581.net/)

自己啓発商法に惑わされず、自分にとっての「自分らしさ」を見つける

★★たまにポチッとお願いします(*´ェ`*)★★ 人気ブログランキングへ 会社を辞める人、残る人。  リンク:コピーライターの目のつけどころ(http://ow.ly/mJOiB) 僕はもうすぐ33歳になるんだけど、転職を3回してて4社経験してる。 世の中の平均では多いのか、少ないのかワカラナイけど、僕の周囲を見渡す限り多い方なのかもしれない。ありがたい事に今までリストラにあったとか、会社への不満が最高潮に達して辞めたとかいう経験はなく、その都度の人生設計を考えて職を変えてきた。今後もどうなるかはワカラナイ。 上記エントリーでも触れられてるけど、「◯◯社を退職しました」ってブログのエントリーはここ数年ですっごい増えたし、少し大きめの会社のものになるとはてブも付きまくって多くの人の目に触れてる。 特に近年は「自分らしく」ってのが大きなキーワードになってて、「やりたいことを仕事に」「心から楽しめることだけをやる」「常識に縛られずに自由に」「セルフブランディング」などなど、旧来の何かに従って生きてきたものとは真逆の生き方が注目されてるし、それを体現してるような人たちがその情報発信自体を仕事にしてたりする。 だからなんとなく「会社辞める=自由に生きてる」みたいな風潮が出来上がってるように思うんだよね。だからいきなり思い立って会社辞めて世界一周の旅に出かけちゃったり、「起業したいんでとりあえず会社辞めました」みたいな強者もいるみたい。でも彼らの数年後って一体どうなってるんだろうね。仮に思うようにいってなかったとしても、それはそれで「自分らしく生きた」って事でOKなんかな。 よく分かんないんだけどね。 「俺は会社員で決まった範囲の仕事をやって、ある程度の給料をもらえばそれで幸せだ。それこそが自分らしい」って言う人がもっとでてきてもイイと思うんですよ。でも「自分らしく」っていう新しい生き方が注目されてる中で、なかなか旧来の生き方こそが「自分らしい」って事も言いづらいのかもしれない。ともすると「旧来」って定義してしまうのもどうかって書きながら思ったんだが。 「自分らしく」ってのは本当に人それぞれ。 お金があるのが幸せな人もいれば、そこそこのお金でやりたいことをやってる方が幸せな人もいるし、周囲から見ればダメダメなあり方に幸せを見出す人もいる。新しいものがでてきたら注目してしまうし、今までになかったものだからこそ憧れも抱きやすい。ただここで冷静になって考えた方がいいのは、自分にとっての「自分らしさ」ってなんなのかってこと。決して会社をやめることだけが「自分らしさ」だったり「自由」ではないはず。 自己啓発商法のカモになるんじゃなくて、ちゃんと自分と向き合った方がいいと思うな。 おせっかいなんだけどね。