優しくしてると調子に乗っちゃう「社会デビュー」な人
まぁホンマの日記的なお話を一つ。
仕事してるとね、たまにいるんですよ。
こっちがいつも優しくしてると調子に乗るおぼっちゃんがね。常に節度を保ってくれる人は楽だし、その時々の状況にちゃんと対応してくれるから信頼もできる。もっと具体的に言えば、普段のお話では砕けた感じなんだけど、トラブル対応の時には冷静にスピーディーにやってくれるとかね。この境界線が曖昧だと、僕の場合は仕事上で疎遠になってしまう。だって信頼出来ないから。
たまにいるんだよ。
いつも肩張って仕事してもしょうがないから、普段はざっくばらんに砕けた感じで全然イイんだけど、トラブルの時ですらそのテンションできちゃう人。いや違うだろって。今はその時じゃなくってお互い一ビジネスマンとして迅速な対応する時だろって人。
勝手な想像なんだけど、いわゆる「社会人デビュー」だと思われる人にこの傾向は強いと思う。
学生時代から人との交友関係をちゃんと持ってた人は、その時々での立ち振舞いとか、どうしたら人に好かれて、どうしたら人に嫌われるか、そのあたりを身を持って知ってる。でも社会人になって会社の名前で持ち上げられて交友関係が出来た人とか、たまたま仕事がうまくいった事である程度オトナになってから交友関係を持った人ってこのあたりの感覚が乏しい。
つまり人付き合いの本質を知らない。
トラブルが起こった時にその原因がお互い五分五分だったり、こっち4:相手6の微妙な時でもさ、お互いに原因があるのは事実なんだからまずはそれを認めて前進するのって大事だと思う。でもありがちなのは、社内的な自分の立場とか、オーナー社長に報告するのが面倒だからと何としても自分の非を認めないとか、そんな気持ちを持った対応って伝わってくるんだ。その時ってすっごい残念だし、今まで信頼して付き合ってきた人も一気に冷めてしまって、その後疎遠になったりする。
ビジネスの現場での人付き合いに絡むものって「権力」「役職」「立場」「お金」「力関係」「仕事が出来るかどうか」とか、人付き合いの本質からはそれる打算的なものが多い。もちろんその人達同士が好きで、付き合ってる人もイッパイいると思うんだけど、ビジネスである以上はその付き合いを通して自分に得られる「対価」を考える場合が多いんだよ。ただ、ちゃんとその「対価」を考えてる人であれば、それはそれでいつでもちゃんとした対応するもんだ。
人付き合いの本質を知らないと、相手のことを考えるとか、相手の立場に立つとかって感覚が乏しいから、自分のことばっかりになる。だから社内的な自分の立場とか評価とか、業界での名声とかそんなことばかり優先して考えるようになるんだよね。それって貧しいし、なんか悲しいよね。
このエントリーを書いた理由はひとつ。
今、いるんです、そんなヤツがね。
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