「真面目でいることが大事」
「何事も真面目に取り組むことが大事」
って色んな場面でよく聞かされてきた言葉なんだが、最近それについて色々と考えさせられた。
特別大きな何かがあったわけではないが、それについて考える時期と言うかね。で、どうやら、ヲラはその「真面目」について致命的な間違いをしていたことに気づいたのだ。昨日(^_^;)
要するに「真面目」と「生真面目」は違うって事なんだよ。
ググッてみた。
--------------------------------
【真面目】*goo辞書より引用
1 うそやいいかげんなところがなく、真剣であること。本気であること。また、そのさま。「―な顔」「―に話をする」
2 真心のあること。誠実であること。また、そのさま。「―な人柄」「―に暮らす」
--------------------------------
【生真面目】*goo辞書より引用
非常にまじめなこと。まじめすぎて融通がきかないこと。また、そのさま。「―な顔」
--------------------------------
なるほどね。
ヲラは完全に生真面目だわな、こら。
ヲラは融通がきかないと言うか、お堅いところがあって、今まで生きてきてたまに「面白みに欠ける」ってニュアンスのことを言われたりして、ずっと気にしてきたんだよ。で、自分なりに色んな人を見て「あの人は真面目だ」って言われるような人を観察したりもした。
ヲラの理想像は何事にも「しなやかさ」を持ってる人で、おっきな事も小さな事も柔軟にサラッッと涼しい顔でやってしまうような人だ。
でも現実は…
何かと「~するべき!」ってどっかで思ってたり、真面目な人を見て「まだまだ甘いな キラン☆」なんて思ってたりするわけ。で、最近まではそう思ってる事すら認めることが出来なかったりしてね。もう何がなんだか…って感じなんだよ、我ながらね。でも自分としてはその時々で一生懸命だから、周りも見えなくなってるしね。
「真面目=真剣」 「生真面目=真面目すぎて融通がきかない」
これはなるほどだよな。
生真面目であることを否定するつもりはないけど、ヲラの32年間の経験で言えばその生き方はかなりしんどいんだよ。
だってさ、ナマジッカ自分の考えがしっかりしてるから色んなことに 「~するべき」 がついて回るし、何かで結果を出しても 「まだまだ上がある!」 的な感じで喜べずにぬか喜びなんかはモッテノホカだし、誰からから評価されても 「人の評価は水物」 なんて思って真に受けないしね。じゃあ一体誰がお前のことを評価して、お前に休息を与えるんだよと。
「真面目」って評価されてるのにしなやかで人気がある人って、イイ意味でどこかに「ほころび」や「抜け」があって、それが人としての愛嬌や可愛げに繋がってる気がする。ほら、営業に来た営業マンなんかでも、見た目もビシッとしてて、イケメンで、1~10までパーフェクトに説明できて、アドリブまで完ぺきにこなす人がどっか機械的で人間味を感じられない一方で、口ベタだけど資料にそって一生懸命説明する営業マンには好感が持てるみたいな感じかな。
ヲラの知り合いでも仕事は超デキるんだけど、どっかお堅くて生真面目な人ってビジネス面(仕入先、得意先など)以外での人脈ってなかなか広がってない。それって結局仕事のスキルは認められてるからお互いの利益(お金)にはなるんだけど、「息苦しいから接待以外では一緒に飯は食いたくない」って状況だと思う。
逆に仕事はまぁまぁなんだけど、人間的な隙をオープンにして生きてる人は、ビジネス面以外の人脈もどんどん広がってるし、ビジネス面の人脈も一緒にご飯食べたりの付き合いもあって、結果的に深く長いものになってる。それはビジネススキルだけではなく、「人間」として認められてるからなんだろうな。
高みを目指すために完璧を志したって、結局完璧になんてなれっこないし、仮に完璧に近くなれたところで人からは近寄りがたく見えてしまう。そんな人生が好きなんであればいいけど、ヲラは人とのかかわり合いが無くなるなんて嫌だな。
真面目だし、ものすごい実力はあるんだけど、抜けもあってミスもする。たまにはサボったりもする。
自分自身にはどこか「逃げ道」を用意してて、他人から見ればそれが「隙」に映る。
それを許容出来るような心持ちでありたいし、きっとその方が仕事もプライベートもうまくいくよね。
って書いてから改めて文章を見直すと、やっぱ生真面目だな(汗)
ありがとうございました。
★★ポチッと頼むぜ★★
人気ブログランキングへ