シルタス!

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今日の脳カツ 32.飲み会の病

①この時期は忘年会が多いから、平日や週末に深夜や朝方まで飲み明かす人も多いと思う。大阪の繁華街も深夜に信じられないぐらいの人がいて、そこからは『不景気』という悲観的な空気は感じられない。 ②僕はめったにお酒を飲まない。飲み会や食事には行くのだけど、ウーロン茶などのソフトドリンクを飲む。『酒の楽しみを知らないなんて人生損してる』と言われるけど、自己管理の一つであって、僕は全くそうは思わない。 ③だから、どんな場でも最後までシラフでいるんだけど、他の人は酒が進んでくると酔っ払って、同じ事を何回も言ったり、絡んできたり、説教してきたり、何を言ってるのかすら分からなくなる。それ自体は別にいいんだけど、そんな行為から何を得てるのかとふと考えてしまう。 ④飲みニケーションという言葉があって、要するに酒を酌み交わす事で相手の本音を引き出すという日本古来で、現代でも非常に重宝されてるようにた思う。ただ、みんな酔っ払うとワケが分からなくなるのに、どうやって本音を言って、それを正確に吸い上げるのかがとても疑問だ。 ⑤そういう意味で、僕は飲みニケーションが成立してると思える場には出会った事がない。むしろ控えめに飲みながら、話し合った時の方が結束は強った経験がほとんどだ。つまりは飲みニケーションと単なる『飲み会』は一緒くたにされてるんだと思う。 ⑥集まってどんちゃん騒ぎしたいだけの人たち、節操なく朝まで飲んで翌日は『二日酔い』と称してほとんどまともな仕事をしない。これも大きな問題なんだけど、不思議とこれを追求するような風潮もなくて、いつも不思議に思う。自己管理は大人として最低限のスペックの一つだと思う。 <終>飲みニケーションなんかなくても本音を言い合えてたら、深酒なんかせずとも自己管理をしながら楽しい食事ができる。お酒が本当に好きな人もいるとは思うが、深酒はそのコミュニティにおけるコミュニケーション不足を象徴する行為だと思う。