シルタス!

“知る” に何かを “プラス” 〜 「人生ネタ的」何でもアリなブログ(今はこちらのメインブログで書いています。http://enrique5581.net/)

書評…毒舌訳 哲学者の言葉…そもそも企画がユニークすぎる。

--------------- 1.女について 2.金について 3.働について 4.性について 5.生について 6.死について 7.恥について 8.己について --------------- 本書は歴史上の歴史上の偉人の名言を、有吉流の毒舌で解説するというもの。 内容もおもしろいが、何よりもこういう切り口の企画を考える奴はすごい。。。 それに尽きる。 ---------------------- ■「私が私の顔を知るのは、むしろ反対に他人の顔によってである」  …… サルトル  確かに、自分がやりたいことよりも、人から「キミには、こっちのほうが向いてるんじゃない」って言われることのほうが向いていたりします。  だから「人から見た自分」のほうが正解だったりするんですよね。 「自分はもっとできるはずだ!」とか、「自分の力はこんなもんじゃない!」とか、「自分のことをちゃんと僻価してくれない」とか、「もっと大きな仕事を任せてほしい」とか。自己評価と喰い違ってストレスに感じる人もいるだろうけど。  だけど万が一、もっとできるなら、自分が言わなくても大きな仕事が回ってくるだろうし、人が見て"その程度"だから"その程度"の仕事しか回ってこないんですよね。(中略) 「人から見た自分の評価が「本当の自分の実力」ってことです。