シルタス!

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ある男性営業マンから滲み出る哀愁…雑感

昨日は、ある会社の男性営業マンと会食でした。 私より、一回り以上も年上の男性です。 今年の春先から、たくさんお仕事をさせていただく機会があり、そのお仕事がやっと落ち着いてきたので、親睦会として誘って頂いた感じです。 お互い、色んな話をしました。 その男性が言うには、会社としてはここ数年、悪くも無いけど、良くも無いような業績が続いるとの事。 そして個人的には、今年は営業成績に苦しんでいるそうです。 なんでも、既存客の落ち込みが凄まじいとか。。。 震災の影響も少なからずあるようです。 で、その男性は、何とかリカバリーするべく、毎日×2遅くまで(21~22時)働いておられ、会社でも一番遅いぐらいだそうです。 それなりの立場にある方なので、営業業務に加え、部下の面倒を見ることももちろん、社内的な雑務もこなす。 そして、何よりも、「自分がこんな成績だと、部下にも示しがつかない」んだと。 疲労困憊になりながら、毎日毎日遅くまで働いて、その中で自分の仕事のやり方に疑問を持ちながら、新しいやり方へのアンテナを張る。 実際に、私の仕事のやり方については、かなり突っ込んで質問をされました。 でも、そんな男性を見て私は、いいな!と思うわけです。 もちろん、本人は相当苦しまれてますし、本当に大変だと思います。 でも、40歳を過ぎて、実際の現場で苦しんで、苦笑いをしながら、頭を抱え、七転八倒する。 私はいつも思っているのですが、苦しんだら苦しんだ分だけ、反発する時のバネは強くなります。 私は想像しました。 恐らくこの男性が、おっきな受注を取った時、営業成績が予算を大幅に上回った時、今のような苦笑いではなく、満面の笑みで、今のようにグレープフルーツサワーを飲むんだろうなと。 その時は、またこの店で一緒に飲んで、腹一杯の状態でラーメンを食べに行きたい。 そんな時を楽しみに待っています。