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読売新聞社説 : みずほの改革…派閥からは何も生まれない

みずほ再編 改革加速し信頼回復を図れ リンク:YOMIURI ONLINE(読売新聞)(http://ow.ly/51Im8) みずほグループは、2000年に第一勧業、富士、日本興業の3銀行が母体となって発足した。 しかし、銀行のトップを3つ銀行の出身者が分け合う人事慣行で縄張り意識が強まり、社内の結束を損なってきた。 みずほは2002年にも大規模なシステム障害を起こしている。 その後も改革を宣言したが、今回の件に至る。 いま現在、2011年だ。 結局、頭取の首を挿げ替えたり、本質を突かないシステム改善に終始するなど、表面的な改革が、「変われない」という現状を招いている。 結局のところ、社内の結束、協力体制は仰げていないのだろうと想像できる。 「机上論を唱える経営幹部が打ち出した改革案」 現場からはそう思われている気がしてならない。 縄張り意識や派閥は何も生まない。 むしろ、人とのパイプだけでポジションを得られない現在社会にとっては、悪の枢軸となりつつある。 本当に必要な人は誰なのか、本当に必要な事は何なのか。 それを幹部と現場が一体になって炙りださない限りは、数年に一度、「頭取辞任」「改革案」を繰り返す事になるだろう。