リスクを承知でしてくださる 「紹介」 に感謝せずにはいられない
しばらくブログを更新できなかった。
今週は20件の商談がある。
化粧品製造メーカーの法人営業としては、この数はかなり多いと思う。
言い訳ではあるが、その中での準備、案件対応に追われているのだ。
夜は12時近くまで仕事し、早朝は六時に始動。
会社には、今週の金曜日まで寄る事ができない。
携帯電話の電池は夕方には無くなってしまう。
お客様に色んな時間にメールを送ると、「いつ寝てんの?」と聞かれる。
“忙しい自慢” は情けない。
“自分がいかに忙しいか”(自分がいかに残業しているか… みたいな…)
“自分がいかに仕事を抱えているか”(自分はあの仕事も、この仕事も… みたいな…)
そんなオーラを出している人、口に出して自慢しあっている人は二流(いや、三流)だと私は常々思っている。
残業時間 = 仕事量 はイコールではない。
そういう人に限って、昼間の休憩が多かったり、午前中はほとんど仕事が手についてなかったり…
本当の本当に忙しい人は、「仕事量」について考える思考の余地が無いほど動いている。
だから、「忙しい!」と言える時点でたいしたことは無い。
だから、今の私は二流(いや、三流)かもしれない。
そんな日々を過ごしている。
時間の使い方を考えて、もっともっと向上したい。
さて、人の縁を頂くときは本当に続くものである。
本当にありがたいお話で、お客様の紹介が続いている。
本当にありがたい。
個人に対する営業、例えば、住宅、車、保険、こういった営業の世界では、「紹介」が基本となる。
また法人営業でも、消耗品や設備など「何かを購入する」事においては、「紹介」が多い。
しかし、私が働くのは化粧品の世界。
そして勤めるのは製造メーカーだ。
つまり、私を「紹介」すると言う事は、「ライバル会社」に紹介するのと同じ意味。
もっと言うと、「ライバル会社が得する情報」を与えてしまう事になる。
企業としてかなりリスクが高い行為だと思う。
それでも、「あなたなら…」と言って頂いてご紹介いただけるのは、本当に頭が下がる。
その一方で、そう思っていただけるお付き合いが出来ている事を誇りに思う。
「紹介」していただいたら、物事はスムーズに進む。
だからといって、「無条件に」成約するわけではなく、時にはマッチングがうまくいかない事もある。
しかし私の考えでは、そこは紹介をしていただく私が、多少無理をしてでも相手に最大限あわせる必要があると思う。
なぜなら、ご紹介者様もリスクを背負っておられるからだ。
(ただ、恥ずかしい話だが、この対応については、私は過去に多くの失敗をした。)
紹介者、またそのご紹介先を絶対に裏切りたくない。
いや、この言い方は正しくない。
その信頼に応えたい!
その為にも、今は無理する時期だと割り切っていく。