再会した同級生が教えてくれた … 「悩み」 は、その人のステージによって違う
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ここ2週間ほどで、立て続けに同級生や旧友と再会した。
映画「ソーシャル・ネットワーク」の影響もあるのだろう、ここ最近で登録した人も多いと思う。
そんな中、中学、高校と寮生活を共にした友達と再会した。
リンク:飲食店経営奮闘中!ゆーじのブログ(http://ameblo.jp/yuji-tsujino/)
彼は、飲食店経営をする一家の息子で、後継ぎだ。
さすがに行動力があり、メールで連絡先を送ってくれて、すぐに電話で話した。
近況だけではあるが、ものすごく嬉しかった。
彼と話した中で、今の彼を象徴すると思われる印象的な言葉が2つあった。
少し話をしただけでおこがましいかもしれないが、それについて自分なりに考えてみた。
<1> 同窓会に行くと、昔とは違って何となく雰囲気が違う…
これは単純に、他の同級生とはもはやステージが違うのだと思う。
要するに、従業員1,500名を抱える外食チェーンの経営者と、私も含めたサラリーマンとの違い。
「ステージ」というのは…
物質的に分かりやすく表現すると…
億万長者は、ビジネスホテルに泊らない
一般市民は、リッツ・カールトンのスィートには泊まれない
内面的には…
自分の目標に向かって幸せに生きている人は、夢や手段について語り合いたい
現状に不満ばかり持っている人は、人や物事の愚痴を語り合いたい
(*注 彼がどちらかだと言っているわけではない。)
極端に分かりやすく表現したが、この二つは決して交わらない。
一時的に交われたとしても、根本の目的や視点が違うので、次第に息苦しくなって離れてしまう。
学生時代は大抵みんなが同じステージだ。
しかし、社会人になって結果を出したり、成功してくると、見る物、考える事、付き合う人、その全てが違ってくる。
そうすると、昔は普通に付き合えていた人とも次第に距離が出来てくるだろう。
これは、「良い」「悪い」の問題ではなく、必然で、もはや彼はそのレベルにいるのだと思う。
<2> 自分にはみんな笑顔で接してくるからある意味恐い、本心を見抜けるようにならないと…
これを私なりに解釈すると、、(ゆーじ君 勝手に失礼…)
「株主で経営者である自分には、どんな時でもみんなが “良い顔” をしてくる。
だからこそ、「表面的な笑顔」を信じ込むのではなく、本心を見抜けるようになりたい」
といった感じだろうか。
これは非常に優れた考え方だと思う。
役職というのは、「仕事上の役割」であって、イコール「人間の価値」ではない。
しかし、残念ながら世の中にはそれをイコールで結んでしまう人が多いのだ。
(彼の様な株主は少しまた違うのだが…)
役職に就いた途端…
同僚や後輩への言葉づかいが横柄になる
情報を抱え込む事が「特権」だと思ってしまう
取引先へも「役職者」としての対応を要求する
人事権をちらつかせて、自分に従わせる
誰しも目の当たりにした事があるのではないだろうか。
こういった行動に出る人たちの大きな問題点は、「客観的に自分を評価できない」事にある。
つまり、周囲が笑顔で自分の言うことを聞いてくれるのは、
「仕事が出来て信頼されているからなのか?」 ←→ 「役職者だからなのか?」
この違いを客観的に評価できない。
残念ながら、このような人が多いのもまた事実だ。
そんな中で彼は、その違いを冷静に評価して「見よう」としている。
これはなかなか出来る事ではないし、本当に素晴らしいことである。
こんな事を書いても、私も基本的にはサラリーマン。
頭では理解していても、自分の経験からは理解できていないと思う。
しかし、同級生に彼のような存在がいる事はとても刺激になるし、嬉しい。
少しでも吸収したい。
早速、明日彼の店にランチしに行こう!