シルタス!

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今日の脳カツ 24.専業主婦と共働き家庭に見る お金と時間の考え方

三十を過ぎると、自分の周りにも所帯持ちが多くなりました。その家庭のあり方はまさに十人十色で、それぞれのライフスタイルに合わせて、時間とお金の配分を決めてるように思います。そんな中でいつも疑問に思う事があるので、書いてみたいと思います。 夫婦二人にしろ、子供がいるにしろ、生活するには必ずお金が必要で、それを稼ぐために仕事をすると思います。ここで二つに別れるのは、『専業主婦』か『共働き』かの違いです。つまり、夫婦のどちらかが働くか、それとも二人で働くか、という事。お金以外の理由でどちらかに決める場合もあります。 先に言ってしまうと我が家は専業主婦で、僕だけが働いています。すると、共働きのスタイルを選択してる人で、たまに不思議な事を言う人がいるんですよね。曰く、『専業主婦だったらいいよなー。それだけ時間があるし、身の回りの事や自分の事にも時間を割けるもんね。』と… うーーーん… こう言う人が見落としてる、大きな大きな、そして致命的な事があって、それは時間とお金には『相関関係』があるという事です。難しいので噛み砕いて考えてみると、我が家のように専業主婦であれば『時間はあるけど、お金は無い』。逆に共働きであれは『お金はあるけど、時間が無い』状態です。 つまり専業主婦の我が家を見て『時間があっていいよねー』と言うのであれば、僕の方からは『お金があっていいよねー』という切り返しが可能になります。(思わないから言わないけど…) 働いてる人が一人でよっぽど稼いでる家庭以外は、そうなるのではないでしょうか。(我が家は残念ながら…泣) で、専業主婦でお金が無い中で、どうやってよりお金を稼ぐのか、コストダウンするのか。共働きで時間が無い中で、どうやって必要な時間を確保するのか、自分の時間を取るのか。ここが知恵の絞り所なんだと思います。そして我が家は、時間とお金の使い方は、いっっつも入念に議論するんですよ。 だから整理すると、ぱっと見の『専業主婦 or 共働き』だけを見て、自分と相手の時間とお金の優劣を憂いてみたり、自分たちがいかに大変かを語る人は、この原理を知らないのか、考える事を放棄してるのか、そのどちらかになると思います。逆によく考えてる人たちは、しっかりとやりくりしています。 必要であれば働けばいいし、無理が生じてきたら辞めればいい。投資だってすればいい。どんな形が自分の家庭に適してるかは、日々の議論と検証によって仕上がってくると思います。政府や国について憂えたり、暗に人の家庭を羨むぐらいなら、自分の家庭についてもっともっと考える方が、きっと楽しいよ。