シルタス!

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今日の脳カツ 17.「自分に酔う」ためのメガネという存在

いつの頃からかメガネをかけるようになった。理由の一つには視力がある。幼少期には1.5を維持していたものの、働き始めてからは微妙に低下し続けて0.5に。めちゃくちゃ目の悪い人に比べれば微妙な数値だけど、持病のドライアイも重なって、自分の視界はどんどん悪くなっていった。 昔はメガネと言うと、「メガネ君」という言葉に象徴されるように「ダサイ」の代名詞だった。「真面目」「ガリ勉」のようなイメージもあって、すごくダサイように思っていた。でも現代では違う。メガネは一つのおしゃれアイテムになっていて、おしゃれのためにあえて伊達眼鏡をする人もいるぐらいだ。 では、なぜこんなにメガネが重宝されるようになったかを考えてみると、それは「別人になれる」からだと僕は思ってる。もう少し厳密には「別人になったつもりになれる」と言うべきか、スイッチを入れると言うべきかね。芸能人でもサングラスがトレードマークになっている人には、同じ心理があると思う。 「別人になる」「スイッチが入る」状態は、もっとシンプルに言えば「自分に酔ってる状態」だと思ってる。ここ近年で顕著なのは、女性の間で流行っている「アラレちゃんめがね」(正式名称は知らない…) 単体で見ればそんなにかっこいい物ではないはずなんだけど、要はそれをかけてる自分に酔える。 でも、この自分に酔ってる状態はとても大事だと思うのです。一流スポーツ選手やビジネスマンは、どこかナルシスティックな面を持っていて、だからこそ時には周囲の事をあまり気にしないぐらいのもの凄いパワーを発揮する。もちろん酔い過ぎは破滅に導くリスクもあるけど、上手に利用すればいい。 僕も服装や髪型がパリッとキマってて、スマートにメガネをかけている時は、背筋がピンと伸びる気がする。これは自分に酔ってる状態。酔ってる状態のときは、人から目を逸らす事も無ければ、うつむく事も無い。しっかり堂々と胸を張って歩ける。こんな状態が続けば、人生はとっても楽しい。 「自分に酔う」と言うと、あまり良いイメージは持たれないけど、それを出すか出さないかの違いで、誰しも自分好きな面は持っている。だから隠さずに酔ったらいいと思う。自分に酔うためのスイッチは人それぞれだから、自分にとってそれは何なのか。それを知っておく事はすごく大事なことだと思う。