シルタス!

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今日の脳カツ 16.匿名と実名のあり方

SNSにおける、匿名と実名のあり方については、色んな所で議論されてます。それについての自分の考えはハッキリしているのですが、文字に起こした事が無かったので、ここで改めて考えてみたいと思います。果たして…新しい発見があるか… 匿名と実名の「どちらが良いか?」に関して、最初に結論を書いてしまうと「どちらでもいい」 となります。うん、我ながら元も子もねぇ… でもこれには理由があって、匿名、実名自体が問題では無いと思ってるからなんです。問題の本質は、「責任を持った発信ができるか、どうか」にあると思います。 多くの事例として、匿名の方々が著名人に暴言を吐いてかみついたり、気に入らない人を罵倒したり、タイムラインを荒らしたり、コメント欄を荒らして閉鎖に追い込むような事が相次いでいるので、「匿名=無責任」というイメージがあるけど、匿名でもちゃんとしてる人はちゃんとしてるんです。 では逆に、実名の事例としても、どこかの店員さんが有名人の来店情報をつぶやいたり、目撃情報を発信したりして、たった一晩で炎上し、翌日には店側が対応に追われるという事態も後を絶ちませんよね。ちなみに僕は実名ですが、それ自体には何の思惑も無く、自分にとってはそれが自然なだけです。 この両側の事例を見た時に、深く考えてしまいました… 匿名、実名の議論は、実はもの凄く表面的なものなんじゃないかと…(まぁ、割合として匿名の悪い事例の方が多いので、分かりやすくしてるところもあるとは思いますが…) 匿名でもちゃんとしてる人は多いし、実名でもいい加減な人はいる。 つまり、「責任を持った発信ができるか、どうか」がポイントで、それが保証できるのであれば、形はどちらでもいい。それがSNSの本質だと考えれば、現実社会ともリンクしますよね。だって、例えば自分の顔(姿)が見えないからって、自分や他人の悪口を言うような人とは付き合いたくないですから。 少し話はそれますが、たまに「ネット上とリアルでは、別のコミュニティが出来上がってます」と言う人がいるんですが、僕にはあまり理解できないんですよね。なぜなら、本来の自分をナチュラルに発信していれば、そのアンテナに引き寄せられた人々でコミュニティが出来上がると思うからです。 だから、ネット上とリアルで違うコミュニティが出来上がってるのであれば、どちらかの自分は「演じてるもの」である可能性が大きいと思うんです。リアルが本来か、ネット上が本来かは、よく吟味する必要があります。僕は過去に、リアルで違う自分を演じすぎて、心が崩壊してしまった事があります。 話を元に戻すと、批判、賞賛、意見、近況、その全てを自己責任で発信できるようになれば、SNSはもっと健全になるし、もっとシンプルになります。そう考えると、わざわざサブアカ作ってまで誰かを罵倒するのは、それから最もかけ離れた行為ですよね。そんなん止めよーー! おわり