シルタス!

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今日の脳カツ 11.チャンスを掴む人と掴めない人の違い

スポーツの世界でもビジネスの世界でも、ある時期にチャンスは訪れる。しかし、そのチャンスを掴んで飛躍する人もいれば、チャンスを掴めずに停滞、もしくはもっと堕ちてしまう人がいる。その違いについて考えてみたい。 チャンスを掴める人と掴めいない人の違いは、「自分を信じて、常に準備をしているかどうか」にある。例えばスポーツ選手がスランプに陥った場合、一つの結果によってきっかけを掴み、その後スランプ前よりも飛躍的に向上する人がいる。これは身体的、精神的にその準備をしていたかどうかがカギになる。 常に準備をしていた人は、結果をだせた時に「よし、きたっ!」と思って踏み出す。しかし、準備を怠っていた人、つまり悪いなら悪いなりに過ごしていた人は結果がだせたとしても、「たった一つ結果を出したぐらいで…」という捉え方をして、踏み出すことを止めてしまう。結果として飛躍できない。 この違いは、結果が出せない時にも自分を信じて準備をしていたことによる自信が、結果に対するとらえ方を変えてしまうことにある。「流れに身を任せる」。この考え方も時には有効だが、自分のコアになる部分の準備だけはした上で、後の流れには身を任せる、そういう姿勢が重要だ。 自分にとってのコアな部分が何であるか、それを見つけておくことが重要になる。それさえ見失わなければ、スランプや不遇の時に多くの不安や恐怖に見舞われても、最終的には自分自身に変えることが出来る。しかし、コアな部分を知らなければ、その時その場の状況で前後左右してしまい、深みにはまる。 スポーツやビジネスは、協力者、同僚、競合、ライバルがいて初めて成立し、自分一人では成立しない。つまり結果の大部分は自分以外の「他」に委ねられる。自分で完全にコントロールできるのは、結果ではなく「プロセス」である。だからこそ、常に自分のやれる事をやって準備していることが重要になる。 スランプ、不遇で辛い時であっても、自分を信じてルーチンをこなし、準備をする。そして結果には身を委ねる。あのイチロー選手にも見られるこの姿勢。大きな結果や大きな目標に向かいたければ、日頃の小さな行動を大事にすることがいかに重要かが見えてくる。