シルタス!

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自分自身を正確に評価するのに適した関係とは……?

SNSを通じて人のいろんな意見に触れていると、「自分の場合はどうなんだろう?」と改めて考えさせられることが多いです。今回もそのような気づきからのエントリー。 誰しも他人の評価は簡単にできると思います。(えてして批判的になりがちですが…) しかし、自分のことはどうやって評価するのでしょうか?自分を評価するには「他人」「自分」が関わってきますが、それをどのような環境下で評価するかが人によって違うのだと思います。 僕が考えるに、大きくは下記の3つのシチュエーションがあると思います。 <1> 同じ価値観の人と一緒にいることで自分を評価する これが一番多いタイプではないでしょうか。 同じ志向、同じ考え方を持った集団に属することで、自分の考えを再確認し、さらにブラッシュアップする。この集団においては、自分へも他人へも『肯定』が基本になります。肯定し、励まし、励まされという関係の中では、ある種の心地よさがあり、連帯意識も生まれます。 ネガティブな要素としては、『なあなあ』になりがちで、いつしか群れることが目的になってしまったり、向上することを目的として集まっていたのに、誰かが成功して一歩前に出て行くことを阻止しようとする本末転倒なこともあります。 <2> 違う価値観の人と一緒にいることで自分を評価する これは<1>と真逆。 自分とは違う考えの持ち主と一緒にいることで、真逆の方向から自分の考え方を確認するという、いささか荒療治な方法です。反対側から自分を眺めることで、客観視ができるというか… ネガティブな要素としては、それぞれが自立した個であるために群れず、連帯感や仲間意識が比較的ドライで、孤独感を感じやすいことがあります。さらに、違う考え方に触れることで、定期的な自己否定のサイクルがあり苦しい時期もあります。。 <3> 自分一人で自分を評価する これが正確に出来ればそれが一番楽ですが、、、人間はそう簡単にはいきません… まずは、誰しも自分にはどうしても甘くなってしまうこと、そして他人が絡まなければ自分の考え方や価値観の妥当性を推し量れないことが理由としてはあります。 これが自分一人でも正確にできるような人は本当にすごい人でしょうね。。 ちなみに僕のタイプは<2>。 僕の場合は、『違うタイプの人と接するべき!』といった自己啓発的な要素ではなく、単純に『好き』なんです。全く違う感覚に触れることによって、自分の価値観をぶっ壊されるような瞬間がたまらなく好きなんですね。精神的ドM(笑) こういう事を書いたり、言ってしまうと、「あなたは人といるのが嫌いなんですよねー」なんて言われて、色んな集いに誘ってもらえなくなるのですが…… それは間違いです(汗) 僕は人と食事に行ったり、話すことは本当に大好きです。しかし、それが「定例会」のようになると、自分の目的から外れてしまうということです。前述のとおり、経験上で「定例会」になると「集まること」が目的になってしまう場合が多いからです。 もちろん正解はなく、どの方法でも自分に合っているもので、しかも仲間と適度な関係を築けるのであればOKだと思います。自己啓発集団も否定はしないです。しかし、そのような集団の数ほど、成功する人が生まれていないのもまた事実。やはり、人より抜きに出るような結果を出しに行くためには、ある程度の孤独な時間を作って自分と向き合うことが重要だと僕は思っています。 人間関係は重要ですが、それが「なあなあ」な関係になっていないかどうかも、きっちり評価した方がいいと思いますね。 自分のために… そして、関わってくれてる人のためにも…