シルタス!

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2011.3.10のことを思い出す

2011.3.10は忘れもしない。 仕事がうまくいかず、それによってストレスをため、プライベートも重苦しく過ごしていた。 「自分はダメなのか」「イメージ(理想)と違う」などと、なかなか目の前の現実を受け容れられずにいた。個人的にはそんな時期だった。 その翌日の2011.3.11 大地震は起こった。 その時間は梅田のビルの10階にいたのだが、「あれ?眩暈かな?」と思うような揺れを感じていると、同じオフィスにいた女性が「あれ!!?? 地震じゃない!?」と叫び、それによってようやく事態を把握した。 その後地震が収まったので、家族の安否を電話で確認し、ひとまず安心して次の仕事へ移動しながらTwitterのタイムラインを見てみると、ものすごい情報が流れていた。ただ事じゃないことはすぐに分かった。 夕方まで仕事をこなして夜に帰宅し、一目散にTVを見ると、想像を絶する光景がそこにはあった。 僕は阪神大震災を経験していたので、時間を追うごとに死者の数が増えていくあの恐怖は知っている。しかし、東北大震災は、今、なにが、だれが、どこで、どうなっているのか、すら分からない状況だった。地震の後に訪れた津波は、まさに一瞬で全てを奪い去った。そして一年経った今も行方不明者が多数。津波の恐怖を物語っている。 大阪という離れた土地からではあるが、大震災は僕に多くの学びを与えてくれ、リスタートを決意するきっかけになった。そして事実として、その当時からは想像もできなかった人生を今の僕は生きている。 我々遠くに住んでる者にとっては「もう一年」。 しかし、今もなお避難を強いられたり、移住している方々にとっては「まだ一年」だろう。 亡くなられた方々、今もなお苦しんでる方々の分も、、、などと言うつもりは全くない。 自分にできることは、しっかりと仕事をして、消費をすることで、経済にお金を回すことだけだからだ。 明日の14時46分。祈りを捧げようと思う。