シルタス!

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今日の脳カツ 5.堕ちていく芸能人を心配するフリして、更に叩き落としてる現象

ネット上ではオセロの中島さんの話題が賑わっている。僕はほとんどTVを見ないから、見てる人に聞くと、TVでもほぼその話題に独占されているそうだ。そんな現状について書いてみる。 詳しい事実は知らないし、あまりにも面白おかしく取り上げられすぎて、今となっては何が事実かも分からない。古くは若乃花貴乃花の家族の問題、朝青龍の問題、そして最近では市川海老蔵事件が似たような現象だったように思う。 こういった事件に共通するのは、いつの間にか何が真実か分からなくなり、視聴率(お金)を稼ぐだけ稼いだら、何事もなかったように収束するということ。つまり、報道する側には事実を追求しようなどという気はサラサラなくて、その時その場で話題を振りまければ、それでOKという姿勢。 もちろん本人にも反省すべき点はあるのだと思う。まったく埃のない所から事が発生することは稀で、何かしらの小さな火種や、誤解を与える言動があるとは思う。しかし、今回の件で言うと、体調不良から始まり、奇行からの肥満、不倫問題、コンビ不仲説、休養、家賃滞納&訴訟、占い師による洗脳。 少し調べただけでも、これだけのことが出てくる。それに加えて、「仲間」「共演者」「ご意見番」と言われる芸能人の面々のコメントが連日掲載され、もう何が何だか分からない。そういう現象を見た時にふと感じるのは、当人を本当の意味で叩き落としてるのは誰か? ということ。 それは報道にあると思う。もちろんそんなゴシップを求めるニーズもあるのかも。しかし、連日そういった報道を垂れ流すことで、嫌でもそういった情報や先入観は刷り込まれてしまう。これがTVや雑誌の怖いところ。 情報を受ける側としては、自分でしっかりとフィルターを持つこと。不要で無用な情報はスルーし、興味のある情報にはしっかりと裏を取り鵜呑みにしない。そして何よりも大事なのは、反対からの意見を知り、情報を得ること。一方向からの情報では、物事の正当性や妥当性の判断はつかないからだ。 話が少し逸れたが、もうゴシップに付き合うのはやめて、そうやって「俺たちは洗脳されないぞ!」という突き上げることが、メディアを育てていくように思う。現段階では、その望みは薄いのだが… 自分と自分の少しの周囲に集中しよう。