今日の脳カツ 1.つるむ
人とつるむことには色んな形がある。励ましあったり、不満を言い合ったり、趣味や嗜好が同じだったり。時にはすごくうらやましくも思えるののだが、その反対の側面について考えてみる。
人とつるむことが得意な人やその集団を見ると、当初はなんらかの目的や志があってつるんでるハズなのに、いつしか「集まること」が目的になってる場合が多く見られる。最初は目標を熱く語るのが目的だった飲み会が、定例会になるにつれ「何か面白いことないの~?」といった内容になる。
これは結局のところ、その環境とメンバーに対するマンネリがあるのだと思う。そして、マンネリの一番危険なとことは、思考が硬直化してしまうところ。
特に意味をなさない「つるみ」であったとしても、人からそれを指摘されると激高したり、そして新しいメンバーを受け入れられず、村を形成する。何かに到達するために集まったのに、そこにもっと早く近づけるような新しい情報や新しい人を結局は受け入れられない。そして後退する。
つるむことには、ある種の安心感がある。それは「所属していること」の安心感。たまに見受けられるのが、社内の愚痴会を否定しておいて、社外の人と愚痴会を形成している人。それは単純に他の人が社内でやってることが、社外になっただけ。でも、多くの人がそれを「人脈」と呼ぶ。
そうこう考えると、やはりまずは「自立」した個であって、いろんな人と出会い、いろんな情報を入れて、いろんな環境に飛び込み、捉われないことが、本当に柔軟でいる唯一の方法なんじゃないかと思う。つるむことにはメリットもあるが、大きな大きなリスクが付きまとうと思う。