「やる時はやる」と言う人が、「やる」時はいつ?
最近仕事をしていて思うことです。
普段から実力を発揮し続けていなければ、いざとなった時にも力はだせないんじゃないか、ということ。
スポーツで言うと、練習ですら出来ない(やってない)のに、試合では出来ないといったところでしょうか。
たまにこういう事を言う人がいます。
「俺(私)は最後の砦だから… まずは現場で…」
要するに、最後の最後にならないと、自分はでていかないんだと。
ですが、私はいつも思います。
そんな事を言って、現場から逃げてる人には、最後の砦として自分が登場する機会なんて絶対にきません。
こんなセリフも聞きます。
「俺(私)だって、納めてる刀さえ抜けば…」
これも似たようなものです。
「やる時はやるぜ」なんて言わずに、普段から実力を発揮すればいいのでは?と、いつも思います。
こういった人にも、結局は刀を抜く機会は無いでしょう。
基本的に、人は普段の行動で評価されます。
しかし、これが分かって無い人は、
「俺(私)は部長だから…」
「俺(私)は課長だから…」
「俺(私)はリーダーだから…」
と、言って、役職者は自動的に頼ってもらえると思っていますが、無論、そうではありません。
就任当初こそ、自動的に頼ってくれるでしょう。
しかし、「役に立たない」と思われたら最後、部下や同僚が、誰も自分を頼ってくれなくなり、最終的には情報すら入らないようになります。
こういった人が最終的にたどり着くのは、「人の邪魔」です。
強引に役職者としての「任務」を果たそうというわけです。
少し逸れましたが…
結局は、自分で求める人にしか、機会やチャンスは訪れません。
「やる時はやる」とか、「やれば出来る」と言って、力の出し惜しみをしている人は、ずっとそのまま発揮せずに終わる可能性が高いと思います。
運良く、そんな状態でもお金をもらえて、引退までいければ、それは幸運と言えるかもしれません。
でも、私の価値観で言えば、寂しい人生です。
自分の実力は出し惜しみせずに、発揮していきたいですね。