人脈って、作ろうと思って作れるものなんでしょうか。いやいや…
人脈を「作る」のはやめたほうがいい
リンク:リベラル日誌(http://ow.ly/6xwmW)
この記事を読んでいて、納得すると共に、ふと疑問に思いました。
「人脈って、作ろうと思って作れるものなのか?」
私の言う人脈の定義は、「困った時に力になってくれる人」です。
世の中には、「自称 人脈ホルダー」も多いです。
「名刺を持ってる」
「電話番号、メールアドレスを知ってる」
「セミナーで会った事がある」
「知人の知人」
こういった関係まで、全部「人脈」と呼んでしまう人です。
私も、自称「人脈ホルダー」に会った事は何回もありますが、一度として、本人が話している内容と現実が一致したことがありません。
大きな話ばかりするので、いざ紹介をお願いすると相手方にやんわり断られたり、その後別のルートから紹介いただいて、その“知人”について尋ねると、知らなかったり…
まぁ、そこまで思い込めるのもある意味幸せですが、その内自分の中のイメージと現実にギャップが生まれるでしょう。
お気の毒。。
「困った時に力になってくれる人」という関係は、お互いに利益を与え合い、トラブルや衝突も経験して初めてたどり着けるものだと思います。
営業マンでもたまにいます。
「~の○○部長とは、仕事になった事は無いけど、数年来懇意にして頂いている」
「 〝 、飲み会にはいつも誘ってもらえる間柄です」
まぁ、いつかは仕事に繋がる事もあるのは否定しません。
でも、これを「信頼関係」「人脈」と勘違いするのは少し危険。いや、かなり危険。
仕事をしていなければ、お互いにかなり表面的な部分しか知らない場合が多いのです。
いざ仕事が始まったら、「人脈」と呼んでいた楽しい関係は終わりを迎える。
こんなケースも多いと思います。
「名刺集め」レベルの人脈なら、異業種交流会やパーティーなんかで、自分の意志で出来ます。
でもそれは、あくまで入り口(きっかけ)。
でも本当の人脈は、そこからが大事。
まず目の前のことに結果を出し、相手に利益を与える。当面見返りは求めない。
そんな姿勢から得られるものだと思います。
そして… 一番重要なこと。
自分を「人脈」と見なしてもらえるかは、最終的には相手に委ねられるという事です。
私が思うに、人脈は、目の前の相手に尽くし、結果を出し、相手に利益を与え、自分を利益を得る。
そういったプロセスの積み重ねで、自然と人も積み重なっていくものだと思います。