シルタス!

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書評…20歳のときに知っておきたかったこと…自分の思考と行動を、自分で許可すること

--------------------------- 【目次】  第1章 スタンフォードの学生売ります   自分の殻を破ろう    第2章 常識破りのサーカス   みんなの悩みをチャンスに変えろ  第3章 ビキニを着るか、さもなくば死か   ルールは破られるためにある  第4章 財布を取り出してください   機が熟すことなどない  第5章 シリコンバレーの強さの秘密   早く、何度も失敗せよ  第6章 絶対いやだ! 工学なんて女がするもんだ   無用なキャリア・アドバイス  第7章 レモネードがヘリコプターに化ける   幸運は自分で呼び込むもの  第8章 矢の周りに的を描く   自己流から脱け出そう  第9章 これ、試験に出ますか?   及第点ではなく最高を目指せ  第10章 実験的な作品   新しい目で世界を見つめてみよう --------------------------- 中学、高校時代の後輩が、誕生日プレゼントでくれた本です。 前から読みたかったから、感謝×2でした。ありがとう! そして、早速読みました! 本書はスタンフォード大学で行なわれた起業家育成プログラムの講義内容をまとめたもの。 こういう本を読むと「アメリカの学校はいい授業があるんだなぁ」と羨ましく思ってしまいます。 日本のように、統一され、画一化された学習教育。 一昔前の世代の大人が教える風紀、礼儀、忍耐、協調、団結。 もちろん、これらも非常に大事な事ではあります。 しかし、今振り返ってみると、特に根拠の無いおかしなものも多いですよね。 現代社会ではそぐわないハズなのに、昔からの惰性で教えられてるような… 日本の教育は、基本的に減点法で、長所を伸ばす事が出来ず、「短所を補う」事が重視される。 そして、「考える」教育が少ないため、「答えを求める」人間が多く輩出される傾向にあります。 故に、大人になってからも「答えの分からない」「解決できそうに無い」ものには極度の不安を感じ、距離を置く。 失敗を恐れる精神が、保身に走らせることも多くなります。 社会に出ると、基本的に正解はありません。 多様性のある現代社会では尚更の事で、その時々でだした成果によって、「結果論」として正解と論じられる事が多いだけです。 なのに、「答えを求める人材」を輩出してしまうと、そこにミスマチが生まれ、経済は活性化せず、停滞します。 日本では1986年から開業率よりも、廃業率が上回っているのは、決して偶然ではないでしょう。 新たに仕事を「創造する」人材の欠如です。 --------------------------- <スタンフォード大学「イノベーション・トーナメント」の課題例>  いま、手元に5ドルあります。2時間でできるだけ増やせと言われたら、  みなさんはどうしますか?これは、わたしがスタンフォード大学で実際に学生に出した課題です。  じつは、大金を稼いだチームは、元手の5ドルにはまったく手をつけていません。  お金に注目すると、問題を狭く考えすぎてしまうことに気づいたのです。  5ドルはあってないようなもの。そこで、問題をもっと大きな観点で捉え直すことにしたのです。 --------------------------- これは完全に考えさせる授業です。 そして、起業家としてのケーススタディにもなります。 --------------------------- <失敗とは人生の学習プロセスの重要な一部>  進化が試行錯誤を繰り返してきたのとおなじように、人生でも、最初に間違い、途中でつまずくのは避けられません。  成功するかどうかは、こうした失敗の経験から、その都度、教訓を引き出せるか、そして、新たに身につけた知識を武器にして前に進めるかどうかにかかってきます。 --------------------------- これも興味深い。 基本的に、成功と失敗はセットとして考えられてるんですね。 日本では、「成功する」よりも、「失敗できない」という思考が先になるような気がします。 <心に残った言葉>  ①問題が大きければ大きいほど、チャンスも大きい。   大して問題のないものを解決しても、誰もカネを払ってはくれない     ~サンマイクロシステムズ共同創業者 ビノッド・コースラ  ②起業家精神とは世の中にはチャンスが転がっていると見ること     ~p40KPCBランディ・コミサー  ③一度も挫折したことのない人を見ると、経験から何かを学べたのだろうかと不思議に思う     ~p40KPCBランディ・コミサー  ④カネを稼ぐより意義を見つける方がいい     ~ガイ・カワサキ  ⑤できないことなどない、と呑んでかかることで、決まりきった枠からはみ出よう     ~google共同創業者 ラリー・ペイジ  ⑥…わたくしは、ただやったのです。   そのうち、人間は二つのタイプに分かれることが分かってきました。   自分のやりたい事を誰かに許可されるのを待っている人たちと、自分自身で許可する人たちです。     ~P72 本文より  ⑦並外れた業績を達成した人々の最大の見方は、他の人たちの怠慢である。     ~ガーデン・ロスコフCEO デビッド・ロスコフ  ⑧常に高潔であろうとすべきです。   高潔な人は、お返しができるとは限らない人を助ける。   当然ながら、自分の力になってくれそうな人に親切にするのは簡単だ。   だが、高潔とは絶対に自分の力になれないとわかっている相手の力になることだ。   カルマと呼んでもかまわないが、心が広く他人の力になる人は、相手もまたお返ししたいと思うものだ。     ~ガイ・カワサキ  ⑨光り輝くチャンスを逃すな!     ~著者 ティナ・シーリング 色々と書きましたが… 最後に、上記⑥について書きます。 「わたくしは、ただやったのです。  そのうち、人間は二つのタイプに分かれることが分かってきました。  自分のやりたい事を誰かに許可されるのを待っている人たちと、自分自身で許可する人たちです。」 これには、頭をどつかれた感じがしました。 誰しも「常識」や「経験」を持っています。 しかしそれらは、あくまで自分が生きてきた中での事に限られます。 要するに、物凄い狭い範囲です。 にも関わらず、多くのケースでそれらに縛られて、自分の言動を制限しています。 それって、実はすごく不思議な事ですよね。 自分にもたくさん心当たりがあります。 「前にやって失敗したから…」 → 今回やれば成功するかもしれない 「~なんかに、なれるわけない…」 → 本当にそうだろうか?調べたの? 「~って聞いたから、やらない…」 → 自分で調べて体験してみたら? 思考を転換して勝負、勝負! また一つ、生きる楽しみが出来ましたね!
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