読売新聞社説 : スーパーエリートも「人」
IMF専務理事 欧州の「指定席」見直すべきだ
リンク:YOMIURI ONLINE(読売新聞)(http://ow.ly/509ri)
世界金融の鍵を握るIME(国際通貨基金)
その組織でトップをと務めていたストロスカーン氏が辞任した。
アメリカの宿泊先ホテルで女性従業員に性的な暴行を加えたとの事だ。
本人は容疑を否認している。
世界金融の鍵を握る組織に従事する者は、世界屈指のエリートで、そのトップといえばなお更だ。
しかし、そんなスーパーエリートであっても「人」なのである。
理性より、性欲が勝る瞬間があるということだ。
もちろん容疑を否認しているが、この手の話は火の無いところに煙は立たないと思う。
権力や金を手にすると、出来る事、付き合う人、通える店、移動手段のクラス、全てにおいて、その「ステージ」が変わってくる。
我々一般人は、そんな人たちを見て、まるで同じ人間では無いかのように思ってしまいがちだ。
しかし言うまでも無く、ステージが違えど、同じ人間である事には変わりない。
飛行機は、ビジネスクラスであっても、エコノミークラスであっても、本質的には同じ「移動手段」。
一緒に飲む相手が、短大生や他の会社の人であっても、女優やモデルであっても、本質的には同じ「コンパ」。
(分かりやすい例えをチョイスした。。失礼。。。)
一般人でも上昇志向があるならば、決して現状を卑下せずに上を向いて進めばいい。
実はそんなに大きな違いは無いのだから…
そう気付かせてくれる事件だった。