大きな流れには逆らえない事を理解しつつ、目の前の事にベストを尽くす
例年と異なるウォール街(株式市場は非常識 : 変化をつかめ)
リンク:BLOGOS finance(http://bit.ly/kdNxNg)
諸行無常という言葉があります。
<Wikipediaより引用>
仏教用語で、この世の現実存在はすべて、すがたも本質も常に流動変化するものであり、一瞬といえども存在は同一性を保持することができないことをいう。
物事は、常に流れていく、変わっていくという意味です。
その通りで、世の中の全ての事は変わっていきます。
今の世の中を見てもそう。
先日の震災もしかり。その後の復興もしかり。
入社すれば一生安泰と思われた大企業も、倒産の憂き目に会っています。
そんな中で生きている人は、基本的に厳しい状況の置かれています。
私もそうです。
リンクの記事にもあるように、「世界経済」という広い視点で見れば、必ず大きな流れがあり、世界経済は間違いなく不況です。
世界最大の投資銀行の面々が、期中にリストラを実施する予定だと。
そんな先行き不透明な世の中で、どう自分の気持ちに折り合いをつけ、目標設定して精一杯生きていくのか。
それには、次のような厳しい現実を受け入れることが必要かと。
<例>
自分ひとりが頑張ったぐらいで、経済は好転しない。
自分ひとりがドルを買ったところで、レートは動かない。
自分ひとりがハツラツと頑張っても、会社は良くならない。
要するに、自分ひとりが与える影響なんぞ、たかが知れていると。
自分ひとりでコントロールできる事は少ないのです。
でも、人が不満を持つ事の多くは、他人の事、経済の事、政治の事だったりします。
これには大きな矛盾を感じます。
居酒屋で会社の不満をぶちまける、政治批判ばかりする事なんかはその典型でしょう。
コントロールが出来ない事を潜在的には理解しつつ、でも意識的にはコントロールしようとする。
これでは、上下左右前後を自分でせき止めてしまって、身動きが出来なくなりますので、気をつけなければいけません。
自分には大きな流れはコントロールできないことを理解しつつ、目の前にあることにベストを尽くす。
言い換えると、自分でコントロールできる事だけに各人が集中する。
いま、日本はそんな状況ではないでしょうか。
私はそう思い、今日から行動します。