人にした事は、高い確率で自分に返ってくる
12月に入ってからは、自分の周辺で、主に人間関係の事で、色々と考えさせられる事が起こった。
その様々な事柄を自分なりに分析していくと、ある結論に達した。
いや、前々から気づいていた事が確信に変わった。
それは、
“人にした事は、高い確率で自分に返ってくる、良い事も、悪い事も”
今回起こった事だけではなく、過去にもそういった数多くの事に出会っていた。
嘘をついてた事が、数年後に発覚して一気に人間関係が壊れる。
誰かの権力を盾に人を裁く側だった人が、ある日を境に裁かれる側になる。
真実ではないゴジップを流して人を翻弄していた人が、そのゴシップに翻弄される事になる。
「自分に返ってくる」とだけ書くと、かなりスピリチュアルなイメージになるし、自分の中でもなかなか整理がつかないので、これを機に色々と調べてみた。
そうすると、衝撃的な一つの言葉に出会い、確信を得た。
その言葉は、、、“六次の隔たり”
人は自分の知り合いを6人以上介すと世界中の人々と間接的な知り合いになれる、という仮説で、多くの人数からなる世界が比較的少ない人数を介して繋がるスモール・ワールド現象の一例とされる。SNSに代表されるいくつかのネットワークサービスはこの仮説が下地になっている。
ここで興味深い社会実験も紹介する。
手紙を様々な人に転送させて人間関係の繋がりを見定める実験で、目標となる人に手紙が転送されたら成功とし、何人経由したかを勘定する。
目標となる人に転送された場合に経た人数の平均5.83人だった為、「六次」と結論付けている。
要するに、面識の無い誰か(有名人など)に手紙を送りたい場合、その人に一番近いと思われる自分の知り合いからスタートすると、6人を経ればその人に手紙は届く(可能性がある)という事です。
これを平たく言うと、「世間は狭い」という事になる。
このように意外と狭いコミュニティで誰もが生きているので、自分のした事がいずれは自分に返ってくるのは頷ける。
ちなみに、この実験の成功率は26.25%。
という事は、約74%は「自分に返ってこない」可能性もある。
しかし、どれだけ時間がかかろうとも、少なからず自分には返ってくると私は思う。
そう考えると、人には正直に誠実に。
そして、自分の言動や立ち振る舞いも「良い形で返ってくる」ように生きたいと強く思う。
人の誹謗中傷をしそうな時、果たして自分に原因は無かったのだろうか?と考えてみる。
つまらないゴシップに興味を引かれそうな時、自分の目で確認するまでは信じないようにする。
負のモチベーションで人が集まっている時、しっかりと自分の物差しで判断して流されないようにする。
前を向いた生き方をしたい。
結局、何に不満を持って、何を言ったって、自分のやる事(しっかりと仕事をして、自分の給与以上の利益を出す)は変わらないのだから。