一気に勝ちにきた … Amazonの戦略
Amazonが発送する全商品と、Amazonが代行で発送する商品の通常配送料(300円)を無料にすると発表した。
(お急ぎ便、お届け日時指定便、 国外配送等は除く)
(リンク: IT media http://japan.cnet.com/news/service/story/0,3800104747,20422262,00.htm?ref=rss)
私自身も、最近はamazonを使用する事が増えている。
ほとんどの物がamazonで揃うし、品揃えも多い。
事前にリサーチすれば、店頭価格よりも何割か安い場合も多々ある。
ただ、単品で購入する場合にネックになるのは送料。
せっかく安く購入しても、送料が加算されるのは痛い。
(今までは、購入金額が\1,500以上の場合は無料だったが、それ以下は\300の送料が加算)
このamazonの発表を受け、すぐさま楽天ブックスも対抗策として送料無料キャンペーンの継続を発表。(現状はキャンペーン扱い。)
(リンク: IT media http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1011/05/news074.html)
ただ、独走態勢は既にできているのかもしれない。
amazonが発表した第3四半期(7~9月)決算は、売上高が前年同期比39%増の75億6000万ドル、純利益は同16%増の2億3100万ドル(1株当たり51セント)と、増収増益となった。
そんな中でも以前の記事「amazon kindleの衝撃」でも取り上げた、電子書籍リーダー「Kindle」の新モデルが好調で、最速のペースで売れているという。具体的な販売台数は公表していないが、米国のKindle Storeで提供している電子書籍の冊数は7万2000冊を超えているようだ。
こういったハード面での収益も大きい。 今後、競合他社からどういった戦略が打ち出されるのか注目したい。